アメリカは10年周期で戦争する必要がある国と言われている。
対イスラム国との戦い、これから激化していくのだろうか?
アメリカの戦争と軍需産業
アメリカの軍事技術は年々進化しており、最新鋭の兵器を開発し、有事に備えている。
しかし、実際に戦争が起こらなければ生産された武器、特に消耗品は在庫として積み上がる。
そのため、数十年に一度は戦争を起こさなければならないと、まことしやかに囁かれている。
第2次世界大戦以降、アメリカが加わっている戦争を列挙してみた。
期間 | 戦争名 |
1950年6月~1953年7月 | 朝鮮戦争 |
1961年11月~1973年3月 | ベトナム戦争 |
1980年9月~1988年8月 | イラン・イラク戦争 |
1991年1月~1991年3月 | 湾岸戦争 |
2003年3月~ 2003年5月:大規模戦闘終結宣言 2010年8月:戦闘終結宣言 2011年12月:完全撤収 |
イラク戦争 |
戦争と名の付いたものだけを上げており、この他にも空爆をしていたり、内戦や侵攻を食い止めたりもしている。
上の表に列挙した戦争と名のつくもの、ほぼ10年ごとに戦争が開始されている。
イラク戦争が開始されてから10年以上が経っており、アメリカとしてはどこかで戦争を仕掛けたいのかもしれない。
そんなタイミングでイスラム国の問題が浮上している。
(イスラム国は国じゃないのに、国と表現するのがどうも腑に落ちない。)
しかし背景を見ると、日本の安倍首相がアメリカと蜜月の関係にあるイスラエルで、2億ドルの資金援助を人道支援のために提供すると発言してイスラム国に火をつけたこと、ヨルダン国王がアメリカ訪問中にパイロット殺害の映像が流されたりと、何かアメリカが絡んでいるように考えてしまうのは、考え過ぎだろうか?
今はヨルダンが怒りを込めて空爆をしているが、どこかのタイミングでアメリカが本格参戦して大きな展開になっていくような雰囲気を感じるのは私だけではないはずだ。
イラク戦争の時のように、ズルズルと長い(いつ終わったのかわからない)戦いになっていくような気がしてならない。
結局は、アメリカ(orイスラエル)の手に世界はあるということだろうか?
コメント