インターネットサイトの構築や保守を特定の個人にお任せしている会社は少なくない。
その人が対応できなくなったらどうするのだろう?と疑問に感じる。
Webサイトもオフショアも特定の個人に頼るべきでない!
とある会社の人に、サイトがスマホ対応されていないと相談を受けた。
聞けば、その対応に200万円が必要と保守担当の人から言われたそうだ。
組織で保守をしている訳ではなく、一個人にお願いしているそうだ。
そんな金額が必要なのかな?と思ったのだが、同じサーバーに顧客管理システムも入っているようで、簡単にスマホ対応できないと言われたそうだ。
この話をITに詳しい知人に話したところ、顧客管理システムとスマホ対応は別次元の話なのでリンクはしておらず、スマホ対応は10~20万円で1週間もあれば対応できると言っていた。
この会社は保守を完全にこの人に任せていて、値段を吹っ掛けられているかなと思った。
値段の事もあるが、この人が仮に亡くなったりしたらどうするのだろうか?と思う。
人間を信用すると言うのは悪いことではないと思うが、1人の人間だけに依存すると大きなリスクとなってしまう。
これはオフショア投資でも同じことが言える。
紹介者と言われる一個人を介してオフショア投資の契約をしている人がいるが、これは論外。
そもそも日本にいる一個人がアフターフォローをしてくれる事はなく、最初のうちは優しく接してくれるが、次第に連絡が取れなくなってくる。
間に紹介者を挟むシステムを採用していると、大元の正規代理店はフォローをしてくれないので、最終的に誰もサポートしてくれない状況となってしまう。
オフショア投資はサポート力がある正規代理店にお世話になるのが鉄則だが、担当者制を取っている会社よりも組織でサポートしてくれる正規代理店を選んだ方が良い。
オフショア投資は長期契約となるが、その契約期間中、同じ人が担当してくれるとは限らないからだ。
もしものこともあるだろうし、転職する事もあるだろう。
そうなると、以前の担当者は良かったのに・・・という思いを持ってしまうかもしれない。
こうした時にもしっかりと対応してもらう為に、組織としてサポート力が高い正規代理店を選定しておく必要がある。
IT/Web系にしてもオフショア投資にしても、一個人に依存すべきではない。
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