日本の積立型生命保険料の利回りは、満期時点で1%弱。
これには理由がある。
その運用の多くが日本国債を利用している為。
日本国債が1%強の利回り。
(2016年、マイナス金利に突入。)
それを生命保険会社が購入し、1%以下の利回りで商品に組み込めば、この差額が生命保険会社の利益となる。
インフレが進んで、日本の物価が1%以上になったら、こうした投資商品は表面上プラスの利回りであっても、実質的にはマイナス。
アベノミクスのインフレターゲット2%に生命保険は飲み込まれてしまう。
日本の生命保険に加入して、得をするのは、加入後すぐに無くなったケースだけだろう。
自分の死亡確率、余命を考えてみてほしい。
直ぐに死ぬ確率の低い事に気づくはずだ。
生命保険会社は、その数字を逆手に取って営業を仕掛けてくる。
先ずは、自分が亡くなった時に自分の死後、家族の為にいくら必要かを算出してみてはいかがだろうか?
おそらくCo-op共済などの掛け捨て生命保険で充分のはず。
ベット代も出してもらえる。
積立型の貯蓄プランで、途中引き出しが出来るものがあれば、ベット代もそこから捻出が可能だ。
亡くなってからの必要額も、この貯蓄プランで貯めた分で十分賄えればいい。
ただし、日本にこのような貯蓄型プランは存在しない。