タンス預金

2014/01/05

日本政府が一番活用したいと思ってるタンス預金。

日本の借金(国債)は1,000兆円に対して、貯蓄は1,400兆円と言われる。

その多くが、タンス預金、銀行預金であろう。

 

銀行預金は日本国債を購入する資金として、日本政府は上手く活用している。

しかし、タンス預金は眠ったまま。

どうやったら市場に出てくるか???

 

小泉政権時代にはデノミの実施が考えられたらしい。

デノミとはデノミネーションの略で、通貨価値を変えること。

1ドル=100円、1ユーロ=140円、1ポンド=170円、1豪ドル=90円と、他国と比較して通貨単位が2 桁ずれている。

これを是正して世界標準にしようと言うのが表の理由。

裏ではデノミにより新通貨を発行させ、通貨交換を機にタンス預金を表に出させようと言うのが作戦。

しかし、多くのご老人が混乱して、経済が回らなくなるのを危惧して断念。

実際に、北朝鮮ではデノミ実行 ⇒ 失敗 ⇒ 担当者処刑。

2014年スタートのNISA(少額投資非課税制度)や、その前にあった税制優遇も、タンス預金を市場に出させたい思惑があるのかもしれない。

 

ご老人が好きそうなタンス預金、今後の日本、個人としての日本人において何の得も無い。

 

アベノミクスが狙うインフレ、インフレになれば価値が上がらないタンス預金に何の意味も持たない。

市場の物価上昇以上に、資産(現金価値)を高めておかなければ実質価値はマイナスである。

とは言え、銀行預金も利回りや手数料を考えれば銀行に預けれる選択肢は消える。

日本人は否が応にも「投資」について考えなければ、自然と自己資産は減っていく。

 

投資の勉強を求められるが、間違っても金融機関の営業マンの誘いに乗ってはいけない。

彼らもタンス預金を狙っているが、タンス預金以上の価値を提供できるかは疑問である。