プライベートバンキング(プライベートバンク)と聞いて、どのようなイメージを持つだろうか?
富裕層・資産家向けに特別に扱われている資産管理口座で、運用を一任されているイメージを持つと思うが、その通りだと思う。
同時に、秘匿性も重要なポイントになっているが、現在の世界の状況を見ると秘匿性は無くなりつつある。
プライベートバンキングの活用価値は薄れていき、オフショア金融商品・保険商品の活用とほぼイコールになっているのでは?
プライベートバンキングの口座開設は銀行により最低受け入れ額は異なるが日本円にして2~3億以上と言ったとこだろうか?
日本にもプライベートバンキングと名乗って富裕層・資産家を集めている銀行があるが、そもそも日本国内では資産価値を向上させていけるだけの金融商品は見つからない。
また、インフレが進んでいく日本で、日本円を日本の銀行に預けていれば資産価値が減少する可能性が高く、そもそもリスクヘッジもできないので意味がない。
プライベートバンキングを活用するなら、先ずは日本から資産移転する事を考えるべきである。
同様に、日本国内でプライベートバンカーと名乗って活動している人がいるが、日本国内の銀行や保険会社、証券会社などに誘導されるだけだろう。
海外のプライベートバンキングに興味があれば、海外のIFA(Independent Financial Advisor)などに連絡する必要がある。
プライベートバンキングはスイスが発祥と言われている。
その昔、王族や貴族の資産を守る為に生まれたと言われているが、資産価値を守りつつ増やしていくのが特徴と言える。
守ると言う意味では秘匿性が重要となるが、世界的にマネーロンダリング対策が進んでいてCRS(共通報告基準)により世界中の銀行口座情報などが繋がっているので秘匿性は薄れている。
そう考えると、実は海外オフショアの金融商品・保険商品を活用していくのと大差が無くなっているように感じる。
オフショア金融センターも王族や貴族の資産を守る為に生まれたと言われており、日本とは比較にならない程の利回りの金融商品が存在する。
契約金額もプライベートバンキングのように日本円にして億単位でもないので契約しやすい。
億単位以上の資産を所有している人は幾つかの金融商品を組み合わせて資産保全や運用をさせていけばよい。
海外の金融商品であれば共有名義で契約出来たり、契約者や被保険者を変更していける商品もあるので資産承継も同時に考える事ができる。
プライベートバンキングに興味があれば海外のIFAに連絡すべきと書いたが、こうした海外オフショアの金融商品・保険商品に興味があれば、同じように海外のIFAに連絡してみれば良い。
つまりは、プライベートバンキングにも繋がっていて、世界の多くの保険会社とも提携している海外のIFAに連絡するのがお勧めと言える。
プライベートバンキング or 海外オフショアの金融商品・保険商品のどちらをどのように選択すべきかを、広い視野で良い方向に導いてくれるはずだ。
海外のIFAと言えど日本人もいるので、そうしたIFAを選択すれば契約時だけでなく、契約後のフォローも安心できる。
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