余裕資金の考え方とは?生活資金や数年後に必要となるお金ではなく長期運用に耐えられる資産で時間を有効的に使って投資や運用を行おう!

金融知識・金融教育

投資・資産運用は余裕資金で行うべし!とはよく聞く言葉であり、基本的な考え方と言えるだろう。

余裕資金とはどんなお金になり、余裕資金で行わない投資はどのような顛末を迎えるのかを改めて考えてみたい。

余裕資金=長期運用にも耐えられるお金で将来資金を構築したり資産価値を高めていこう!

余裕資金という言葉の通り、日々の生活で必要なお金で投資・資産運用を行うべきでない。

そんなお金で投資・資産運用を行えば日々の生活が苦しくなるばかりでなく、どうしてもHigh Yield Investment Program=HYPE案件と呼ばれる「高利回り案件」や「高収益プログラム」と言ったリスク満載の手法に目が向いてしまう。

一発逆転を考えたくなるからだと思う。

HYPE案件の多くは詐欺的案件でお金が戻ってこない可能性もあり、時間的制限からやむなく損切りするしかなくなってしまうなど投機・ギャンブルとなってしまうのだ。

短期間でしか運用できなかったり、直ぐに結果を求めなくなくてならない状況のお金で投資・資産運用を行うべきでない。

少なくとも10年以上は使わなくても良いお金で投資・資産運用を行うべきだ。

そうすればリスクを抑えた運用を行える。

一括や短期で支払う海外の貯蓄型保険商品などは7年くらいで損益分岐点を迎え、10年後には1.4倍くらいのリターンがシミュレーションされている。

積立投資商品でも10年以上あればドルコスト平均法でリスクを吸収しながらリターンを得ていく事ができるだろう。

例えば学資保険であれば、子供が生まれて小さいうちにスタートすれば、10年以上の期間を使って十分に準備が出来る。

また、将来資金・老後資金の構築も10年以上の時間を掛けて行うものであり、時間があればあるほど資産価値は高まっていくものだ。

 

どうしてもお金の魔力に魅せられて無けなしの金で勝負を挑んでしまう人が多い。

特に若者が顕著だ。

だが、そうした余裕のないお金は余裕がないが故に直ぐに溶けて無くなってしまう。

若いのだから時間を武器にしたいところだが、先ずは変な勝負に出ずに10年くらいは手を付けなくてよい種銭を構築する事を考えてもらいたい。

もしくは親を説得するのも一つの方法と言えるだろう。

その際、親も共有名義に入れておけば、親の余裕資金と子供の時間と言う2つの武器を同時に活用する事ができる。

日本の保険商品・金融商品では共有名義という発想はなく、共有名義が設定できる商品は見当たらない。

だが、海外であれば夫婦はもちろん、親子間での共有名義を設定する事も可能となっている。

また、第三者支払いができる商品もあり、契約をご自身にして、支払いを両親や祖父母にする事もできる。

 

年齢を重ねると余裕資金と共に心にも余裕が生まれ、人生経験から変な勝負をしなくなる。

年齢的にも、10年以上使わなくても良いお金=余裕資金がある状態になるのだが、年配になると10年以上の時間を掛けられるかといった時間との戦いが生じてくる。

余裕資金と一言で書いてしまうが、そこには時間軸も要素に入ってくる事も考えなくてはならない。

 

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余裕資金は日本ではなく海外に資産移転させるべき!

投資・資産運用は余裕資金で行うべきというのは皆さん把握しているだろうし、10年以上使わなくて良いお金を余裕資金とすべきと解説してきた。

日本に住んで日本で収入を得ている人の余裕資金は日本円になってくると思うが、その余裕資金をどこで投資・資産運用するかも考えなくてはならない。

投資・資産運用と聞くと如何に資産を増やしていくかだけを考えがちだが、それ以前に資産を守る事を考える必要がある。

所謂、資産保全である。

日本に住み、日本円で収入を得ている人が日本国内で日本円で投資・資産運用をするのはリスクを高めているだけである。

「卵は一つのカゴに盛るな!」と言う投資の大原則があるが、日本で日本円の資産を増やそうとする行為は正にこの原則に反している。

ましてや、コロナ禍終盤から円安が進み日本円の価値が落ちている今、日本で日本円での投資・資産運用をすべきではない。

人口減少が進んでいるが、日本の人口動態(人口ピラミッド)を見ていると今後益々少子高齢化が進んでいく事は間違いない。

社会保障費の負担増や増税が避けられない状況になっているが、人口減少・少子高齢化が抱える問題を見るに、今後も日本経済が上向く可能性は著しく低い。

そうした国の通貨が強くなる事は考え難いので、余裕資金があるのであれば海外に資産を逃避させておく必要が先ずはあるはずだ。

では、どうすれば良いのだろうか?

毎月のインカムゲインにより余裕資金が生まれ、それが10年以上続くのであれば、海外の保険会社が提供している積立投資商品を活用すれば良い。

日本居住の日本人を受け入れてくれている積立投資商品を提供している保険会社も数社ある。

例えば、RL360°(アールエルスリーシックス)やInvestors Trust(インベスターズトラスト)などが挙げられる。

こうした保険会社が提供する商品は日本にいながら契約できる。

そして、毎月の拠出金もクレジットカードでの引き落としで納められるので、日本にいながら海外に資産移転する事ができるのだ。

米ドルなどで運用が行われるので、海外で米ドル資産を持てるようになる。

一般的には積み立てた資金はファンドで運用される。

ファンド価格によって時価総額が決まるのだが、そうした商品だけでなく、15年積立を継続すれば140%のリターンが確保されている商品もあったりする。

コロナ禍後半からは円安と共に物価高騰・インフレーションも進行している。

15年で140%であれば、それなりの物価高騰・インフレーションにも対抗できるはずだ。

 

既にそれなりの余裕資金がある人は、積立でなく一気に資産移転をさせて資産保全させた方が良いだろう。

そうした人は一括や短期間で契約できる保険商品を活用した方が良いと思う。

例えば、サンライフ香港社が提供する貯蓄型保険商品などがあったりする。

サンライフ香港SunJoy Global(サンジョイグローバル)の商品概要や特徴/評価まとめ!運用利回り約7%の貯蓄型保険商品で契約を推奨できる!
サンライフ香港社(Sun Life)の貯蓄型保険商品サンジョイグローバル(SunJoy Global)の商品概要や特徴まとめ。利回り約7%で運用される商品で運用効率が良いだけでなく、契約者や被保険者の変更や証券分割が可能なので資産承継にも適した商品と言える。

この商品も日本にいながら契約できるスキームがあり、銀行送金やクレジットカードでの引き落としで保険料を支払える。

契約通貨は米ドルやカナダドル、英国ポンドや中国人民元から選べるが、日本にいながら海外に資産を移転させ、海外で外貨で資産を保全できるようになっているのだ。

長期的に見て利回り6~7%で運用されるので、この商品であっても物価高騰・インフレーションに対抗できる。

日本の保険商品・金融商品でこのような利回りを出せる商品は見当たらない。

 

日本で日本円での余裕資金がある人はこうした海外の保険商品・金融商品を活用して資産移転・資産保全・資産価値向上を目指した方が良いはずだ。

海外の保険会社は自社で直接クライアントを受け入れてはおらず、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。

だが、海外の保険会社故に日本国内に海外の保険会社のIFAは存在しない。

海外のIFAに連絡するしかないのだが、日本人スタッフがいるIFAも存在するので、日本語でストレスなくやり取りできる。

日本人スタッフがいるIFAで日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところを選んでおけば、安心できる。

また、IFAは海外の保険会社の総合代理店のような立ち位置にもなっている。

自身の予算や考えに沿って、どのような商品がご自身に合致しているかをIFAと相談しながら決めていけば良い。

自分の大事な余裕資産をどのように守って増やしていくか、先ずはIFAと話をしてみてもらえればと思う。

 

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