1995年1月17日5時46分。
阪神・淡路を襲った大震災、あれから19年が経った。
テレビを見ている限り、既に風化されてるのではないかと感じる。
・オウム真理教、平田信被告裁判
・インフルエンザ流行
・バレンティンの釈放
・アントニオ猪木、北朝鮮から帰国
朝の番組で取り上げられていた報道内容。
阪神大震災については、これらより同等かそれ以下の扱いに感じる。
確かにそれぞれ旬なネタかもしれない。
しかし、
報道としての役割の一つは重要な情報を風化させない、後世に伝えていく事があるはずだ
神戸の街を歩けば、ここが大震災で壊滅的になった場所なのかと思うくらいの街並みである。
だからと言って、神戸の人達が阪神淡路大震災を忘れることはないだろう。
日本人に忘れてほしくもないだろう。
19年も経っているので、阪神淡路大震災を知らない子供たちが社会に出て行くようになった。
日本に住んでいる限り、自然の猛威を伝えていく必要があるはずだ。
まさか、その役割を東日本大震災に委ねようとは思ってはいないか?
2ヶ月もすれば、3.11がやってきて、「あれから3年」とマスメディアは騒ぎ立てるはずだ。
期間が短すぎるから、阪神淡路大震災の情報を軽くしてると思われても仕方ない。
今日報道されているニュースの中に、オウム真理教平田信被告の裁判がある。
何の因縁か、オウム真理教が問題行動を起こしていたのも1995年。
たまたまの偶然であろうが、1995年を忘れてはいけないと言う訓示かもしれない。
昨今では、マスコミの情報に流されるな、情報統制されている、とマスコミに対する風当たりが強い。
『伝える事をきちんと伝える』
基本的な事をしていないツケが、社会からの低評価となっているのであろう。
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