日本の人口は2005年ごろにピークアウトしていおり、下落が始まっている。
人口ピラミッドを見ても、今後人口が増える見込みはない。
日本と世界の人口ピラミッド比較
改めて日本の人口ピラミッドを確認。
総務省統計局HPより「人口ピラミッド 平成22年(2010年)」
人口ピラミッドと言うものの、完全なる「つぼ型」。
典型的な少子高齢型の形ですが、日本ほど少子高齢化が進んだ「つぼ型」は世界を見渡しても見つからない。
総務省統計局HPより「人口ピラミッド 平成62年(2050年)」
2050年になると、やせ細ったつぼ型に。
総人口も1億人を割っていると予測されている。
この頃の日本は総人口も少ない少子高齢化でとんでもないことになっているはずだ。
次の世代に受け継がれてきた負の遺産は、人数の少ない現役世代で対処できるのだろうか?
移民受け入れ意外に少子高齢化に対する対処法はない
少子高齢化に対処しながら人口を増やす施策を考えてみよう。
・出生率を増やす ・移民を受け入れる
この2つしか考えられない。
出生率を増やすには先ずは婚姻率を上げないといけない。
夫婦になって子供を2人以上授からないと日本の人口は減っていき、子供は増えない。
しかし、独身率が増え続けている現状を打破する対策は日本政府には無いだろう。
お金の問題もあるが、お金の問題で無い部分もある。
こうして人口ピラミッドの「つぼ化」は進むばかりだ。
移民は日本国民が嫌がる人が多いだけで、根本的な問題はないのではないか?
もちろんモラルの問題が発生するであろうが、それこそ政府の問題である。
世界の多くの国を見れば、移民を受け入れると言う発想ではなく、特色ある国には人が自然と集まる。
アメリカ、カナダはチャレンジングな街で若者からビジネスマンまで集まる。
香港やシンガポールは金融の魅力があり人が集まる。
欧州は陸続きであり、それほど国を超える事に抵抗感はないだろう。
日本独特の文化や類稀な技術力で移民を受け入れろ!
移民受け入れに対しては福祉業務での需要を期待している部分が大きいと思う。
これは日本の高齢化に即した話であるが、日本独特の文化や技術力に興味を持っている人は多い。
これを活かさない手はない。
グローバルに考えなさいと言うと、海外に出る事ばかりを考える人が多いが、国内に呼ぶことも考えなければ日本は沈没するはずだ。
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