人口ピラミッドにみる資産の置き場所・投資場所

人口問題

人口ピラミッド、聞いた事もあれば見た事もあるだろう。

一度おさらいをしてみたい。

人口ピラミッドの5種類の型

人口ピラミッドは大きく5つの形に分類される。

特徴 下図
富士山型(ピラミッド型) 子供が多く、高齢者が少ない。
(出生率が高いが、死亡率も高い)
A
つりがね型(ベル型) 子供が少なく、人口は安定。
(出生率も死亡率も低い。)
B
つぼ型 子供が少なく、高齢者が多い。
(出生率も死亡率も低いが、出生率<死亡率)
C
星型 都市型
(若い人口の流入が多い。)
D
ひょうたん型 農村型
(若い人口の流出が多い。)
E

10db0001
東京都ホームページより

国の盛衰と人口ピラミッド

星型、ひょうたん型は国ではなく局所的な地域に見られる傾向である。

国全体の状況を把握するには、富士山型?つりがね型?つぼ型?かを把握する必要がある。

発展途上国は富士山型が多く、先進国になるにつれてつりがね型、つぼ型へと推移する。

富士山型としてはインド、つりがね型は中国や韓国、つぼ型として日本やドイツがあげられる。

国の状況と人口ピラミッドとの関係性が理解できるだろう。

人口ピラミッドと投資

投資とは将来的に資産価値を向上させるために行う事。

将来的にお金が回る場所にお金を投じて、そのリターンを期待するものである。

「お金が回る」=「人や物が動く」ことである。

ビジネスで言うところの「人・物・金」。

どこでビジネスをするかと同じでどこで投資を行うかである。

冷静に考えれば、つぼ型の場所にお金を投じるのはリスクが高い。

日本人だから日本にだけで投資をしなければならないと言う規制はない。

情報化社会の中で世界を見ない手はない。

「人・物・金」に「情報」を加えてビジネスや投資を考えるべきだ。

日本の人口ピラミッドを考えれば移民は受け入れるべきだ。
人口ピラミッド比較「高度経済成長~失われた20年、そして未来」

コメント

タイトルとURLをコピーしました