空きオフィスビルの多角活用はゴーストオフィスへの序章か?

人口問題

知人がとあるビルが運営しているコワーキングスペースを利用している。

フリーランスとして活動している彼にとってはとても有り難いオフィスらしい。

コワーキングスペースとは?

一昔前からシェアオフィスはあった。

一人でオフィスを借りるにはお金や保証が必要で、それを補うために複数人でオフィスを借りたり、誰かが借りているオフィスを間借りさせてもらう形式。

この場合は、長期間に渡りオフィスを使用する事が前提となるが、コワーキングスペースの場合は、時間貸しが可能。

1時間単位や1日単位でオフィスを貸してくれるのがコワーキングスペースである。

もちろん月単位で契約した方が安価である。

フリーランスの人が自宅近くで活用したり、出張族が出張先での事務仕事に活用したりと、ここ数年で脚光を浴びている。

空きオフィスの活用方法

コワーキングスペースが増えている背景には空きオフィスの増加が関係しているのではないだろうか?

契約の煩わしさから自営業やフリーランスの人が事務所を持たなくなっていることと同時に、人口が減っているのでオフィスの活用が減るのも当然。

空きオフィスにしておくことは固定費の無駄使いになるので、オフィスの活用法としてコワーキングスペースのアイデアが出てきたと思う。

ナイスアイデアだ。

コワーキングスペース以外にも、オフィスを細分化して細かな区分にしたり、シェアハウスにしたりと様々なアイデアや活用法が生まれている。

アイデアが出るのは良いが、その一方で不動産の空洞化は気になる問題だ。

2005年頃にピークアウトしたと言われている日本の人口、こうしたところにも目に見える形で表れている。

日本の人口問題はイコールで不動産問題として顕在化する。

ゴーストタウンが問題になっている地域があるが、ゴーストオフィスも大きな社会問題となっていくと思われる。

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