中国や香港の資産家で日本の不動産を狙っている人は多い。
中国では土地は国のものであり個人で所有できないので、不動産を持つ事への憧れが強いようだ。
富士山が見える場所など、景観が良い場所の人気が高くなっている。
もちろん、利回りが良かったり、転売益が狙えるようなところをダイレクトに狙っている人物もいる。
今回ご紹介する話は、そうした不動産投資とはちょっと違う案件である。
とある香港の実業家が日本の温泉ホテルを買収したがっている。
正しくは温泉付きホテルなのだろうが、Onsen hotelと発言しているので、ここでも温泉ホテルと書いていこうと思う。
日本には多くの源泉があり、それを観光資源として集客している温泉街が多くある。
そうしたエリアにあるホテルには温泉が付いていて、外国人にも人気となっているホテルもあったりする。
そうした温泉ホテルに目を付け、買収して中国や香港から直接お客さんを呼び込んで利益を得るビジネスをしたいと目論んでいたりする人がいるのだ。
温泉ホテルが買収できれば、中国や香港から客付けできるシステムは構築されているのだが、思ったように簡単には事は進んでいかない
それは何故なら、日本の温泉ホテルのほとんどが組合に加入しており、1軒だけ簡単に売却して外国人のお客さんばかりを入れる事が許されないのだ。
温泉ホテル側としても、それなりの価格で売却できるので悪い話ではないのだが、日本特有の村意識があり上手くはいかないようだ。
もし、日本人をあてにした既存の集客システムで上手くビジネスが回っていないと悩んでいる温泉ホテルの経営者がいたら、思い切って売却を考えてみてはいかがだろうか?
人口が減少していく日本人だけをあてにしていても売り上げは伸びていかないはずだ。
また、外国人に活路を切り開こうと思っていても、そのノウハウが分からなかったり、どこかのコンサルタントに無駄なお金を払おうとしているのであれば、売却した方が手っ取り早いと思う。
自らが温泉ホテルの経営者と言う方や、周りに温泉ホテルの経営をしている人がいて悩んでいるのを知っているという方がいれば、ご連絡をもらいたい。
香港は金融の街であるがビジネスの街でもある。
そんな香港人が目を付けているので、悪い話ではないはずだ。
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