どこかのセミナーや勉強会に参加して、海外オフショア地域での積立投資商品について知る方も多いと思う。
そうしたセミナーではある特定の会社の商品だけを勧められる事が多いと思うが、実際には日本居住の日本人が契約できる海外の積立投資商品は幾つかある。
オフショア地域の海外積立投資商品は信託会社よりも保険会社から提供されている商品を選ぶべき!その理由とは?
セミナーや勉強会の最中、もしくはその後に知らされる海外積立投資商品のプロバイダー(商品提供会社)はRL360°(アールエルサンロクマル、旧名ロイヤルロンドン)やInvestors Trust Assurance SPC(インベスターズトラストアシュアランス、略称ITA)、Metis Global Limited(メティスグローバルリミテッド)などが多く、最近ではDOMINION CAPITAL STRATEGIES(ドミニオンキャピタルストラテジー)なる会社も聞くようになってきた。
横文字が多く、見辛く分かり辛いと思うので、表にしてみたのだが、こうした会社は保険会社と信託会社に層別される。
保険会社 | 信託会社 |
・RL360° (アールエルサンロクマル) ・Investors Trust Assurance SPC (インベスターズトラスト) ・Sun Life (サンライフ) ・FT Life (エフティライフ) ・Standard Life (スタンダードライフ) |
・Metis Global (メティスグローバル) ・Cornhill (コーンヒル) ・Premier Trust (プレミアトラスト) ・DOMINION CAPITAL STRATEGIES (ドミニオンキャピタルストラテジー) |
保険会社と信託会社、どちらの会社から提供されている商品を購入すべきかと言えば、保険会社の方をお勧めできる。
信託会社よりも保険会社の方が設立のハードルが高く、相対的に信頼性は高いと言える。
(DOMONION CAPITAL STRATEGIESについては、過去にDOMONION FUNDを販売していたDominion Fund Management Limitedと同じくDominion Group Holdings Limited傘下にあり、会社の信頼性などを現在精査中。)
また、社歴も保険会社の方が長い会社が多く、それも信頼性を測る大きなポイントと言えるはずだ。
社歴や積立投資商品の提供実績から言えば、RL360°が一番お勧めできるかなと思う。
信託会社は保険会社よりも設立しやすい事もあってか、どこかのIFA(Independent Financial Adviser=正規代理店)紐付きというケースも少なくない。
紐付きであると、その商品をゴリ押ししてくる傾向にあるが、契約後のサポートなどに不備があったり相性が合わなかった時でも変更ができないと言った不具合も生じる。
多くのIFAと提携している保険会社の商品を、多くの保険会社と提携しているIFAでお世話になって選定すれば良い。
種類で行くと、幾つかのファンドを運用していくファンドオブファンズ型か元本確保型のどちらか2種類になると言えよう。
日本人スタッフもいて日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAもあるので、そうしたIFAで自分に合った商品・プランについて相談しながら選定していけば良いと思う。
☆ご質問やご相談、IFAの選択で悩んでいる方はこちらから。
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