投資信託を英語にするとFund(ファンド)。
しかし、ファンドを和訳しても投資信託ではない。
ファンドには多様な商品があり、投資信託はその一部。
言葉の違いと共に、投資信託とファンドでは商品特性も異なる。
ファンドには株価指数に連動したもの以外に、多種多様な組成商品が存在する。
こうしたファンドには良いイメージと悪いイメージがあるが、保守的でなく金融業界がアクティブに動いてる証拠であろう。
日本での投資信託は古風と言うか、単なる証券化商品のイメージが強い。
日本と海外では金融市場に大きな差があり、投資信託・ファンドのイメージの違いもそこからくるのであろう。
日本と比較して海外でファンドを購入すれば、
・選択できるファンド数が多い
・手数料が安い
と言った違いが生じる。
また、ラップ口座を利用してファンドを購入すれば、
・相場に合わせてファンドをスイッチング出来る
・複数の商品を同時に持てる(ポートフォリオを構築できる)
・税金の繰越作用
と言ったメリットも享受できる。
日本国内で投資信託を契約すると、短期間での契約は難しいはずだ。
数年以上の契約となっているはずである。
「この商品、どんどん値下がりしそうだな」と思っても、解約するには解約手数料が生じる。
ただでさえ高い日本の投資信託、逃げる事も簡単には許されない。
銀行や証券会社で投資信託が扱われており、営業マンに声も掛けられる。
彼らは1年も経てば、違う商品を営業してるのでは?
会社の方針に合わせて営業しているだけで、商品特性など把握してないことも多い。
日本の投資信託を単品で購入する事など止めるべきだ。
日本であまり知られていないラップ口座、海外では当たり前に活用されている。