日本に数億円あるならプライベートバンクに?簡単な話ではない!!

金融知識・金融教育

昨日、海外でビジネスをしている人を交えて話をする機会があった。

もう一人同席していたのは日本で色々な商材を集まるビジネスマンで途中から海外投資の話となった。

海外送金は簡単ではない

私と、海外でビジネスをしている方は、日本から海外へ送金することの難しさを知っている。

しかし、日本だけでビジネスを行っている方はやはりその難しさを知らない。

「1億稼いだらスイスのプライベートバンクに預けて運用をお願いすれば安泰ですよね~」と呑気なことを言っていたが、日本から海外に送金するのがどれだけ難しいかを把握していないようだ。

と言うわけでこの方に対して2人でした説明を皆様にシェアします。

◆銀行送金

100万円を超える金額を海外へ送金すると銀行から税務署へ連絡がいく。

その為に、銀行から何故海外へ送金するか事細かに聞かれる。

このヒアリング、なぜそんなことを言わなければならないのか?と思うが、きちんと伝えないと送金を行ってくれない。

1億円ともなればこのヒアリングもキツイものとなり、税務署も送金後の動向をチェックすることになる。

プライベートバンクと言う閉ざされた場所にお金を置きたいと思うのなら、日本からの海外送金は不向きである。

◆ハンドキャリー

一時期はハンドキャリーが横行していたようだ。

100万円を超える金額は空港の税関で申告が必要だが、日本はチェックが甘いと言われている。

しかし、1億円となれば流石に一度で全ての金額を運ぶことは難しいだろうし、1億円を持ち運ぶのはリスクが高い。

何度も往復するのも旅費=コストがかかり賢明ではない。

日本にあるお金を海外に持っていくのは簡単ではない。

しかし、クレジットカードを使って積立が出来る海外の金融商品を利用すれば、海外へお金を送っているのと同じだ。

これも1回で送れるわけではないので時間は掛かる。

何事も早めに動くことが必要だろう。

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