投資は失恋と同じで出口戦略が大事。ストーカーにはなるな!!

金融知識・金融教育

8月ころから緩やかな円安基調であったが、先週末に大きく変動をした。

米国の量的緩和終了と日本(日本銀行)の追加金融緩和と正反対の政策が発表されたことが背景にあるようだ。

FX(為替)をやっている人は、喜んだ人もいれば悲しんだ人もいるだろう。

投資は出口戦略が最も大事

恋愛は別れが突然やってくることがある。

付き合い始めたころに別れのことなど考える人はいないだろう。

男女どちらか片方が嫌いになってしまえば、もう片方はどこかで諦めなければならない。

現代社会では諦めきれずにストーカーになることも多い。

そうなってしまっては人生を棒にふる可能性もある。

投資もいつまでも損切りせずに損を膨らませる人がいる。

今回の急激な円安、ついに110円を超えた。

とある人に、昨年ドルが100円以下の時にFXで円買い(ドル売り)をしていて、どうしたらいいか迷っていると相談を受けた。

相談も何も、速攻「損切りしろ!」と伝えた。

しかし、実際には損切りせずにまだポジションを持っているような気がする。

おそらくこのポジションのストーカーになってしまっているはずだ。

利益が出るまで永遠にポジションを持ち続けるのではないだろうか?

次いつ100円を切るかわからないし、永遠に100円を切ることは無いかもしれない。

投資と恋愛、ストーカーとして共通していることは、自分が思い描くようになるまで追い求めること。

そして思い描いたようになることはほとんどない。

投資の場合は恋愛と違って、予め出口戦略を決めておくことができる。

損切りも含めてで、これが一番重要なことだ。

そして決めたことを確実に実行する強靭な精神力:マインドも必要。

書くのは簡単だが、決めたことをやり続けるのは簡単ではない。

だから私はFXをお勧めしないのである。

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