海外オフショア投資は、100種類以上のファンドリストから10種類までを選択してポートフォリオを選択できる。
そのファンドは、プロバイダー(保険会社)によってダイレクトファンドとミラーファンドに分けられる。
それほど大差はないダイレクトファンドとミラーファンド
ダイレクトファンドは、その名の通り、ファンド会社に直接買い付けに行くファンド。
一方のミラーファンドはプロバイダー(保険会社)が既にファンドを買い付けていて、同じ動きをするコピーファンドを作成して運用を行う形式。
各々メリット・デメリットがある。
ダイレクトファンドは直接買い付けに行く分スイッチングの時間が掛かるが、名目利回りが高い。
ミラーファンドはスイッチングは早いが、コピーの分コストが掛かり、ダイレクトファンドよりも名目利回りが低くくなる。
利回りだけを見るとダイレクトファンドの良さそうだが、実際には、ミラーファンドは年間1.2%のファンド管理手数料がミラーファンドの価格に反映されているのに対し、ダイレクトファンドでは年間1.5%のファンド管理手数料が外付けて徴収されることが多い。
結果的には、どちらもそんなに変わらないので、それほど気にする話ではない。
ミラーファンドを採用している代表格と言えば、今は日本人が契約不可能なFriends Provident(フレンズプロビデント)だが、それ以外の多くのプロバイダーではダイレクトファンドを採用している。
Ageas(アジアス)、Investors Trust Assurance(インベスタートラスト)、RL360°(ロイヤルロンドン360°)、Standard Life(スタンダードライフ)、Metis Global(メティスグローバル)は全てダイレクトファンドを採用している。
ダイレクトファンド、ミラーファンド、どちらもそれほど大きな差はないので気にする必要もないが、日本人が選択できるのはダイレクトファンドしかないのが現状だ。
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