2016年4月3日、パナマ文書の内容が漏洩された。
パナマ文書により、これまでタックスヘイブンやオフショアという言葉すら知らなかった人たちが、タックスヘイブンやオフショアとは何ぞや?と興味を持ったことだろう。
ただし、その多くの人が否定的な意味で興味を持ったのではないだろうか?
タックスヘイブン、オフショアの検索数が急増した2016年4月
このブログを見ている人は、オフショアやタックスヘイブンについてはそれなりに知っている人が多いと思う。
以前からタックスヘイブンやオフショアを知り、興味を持っていた人は、日本人としてはマイノリティと言える。
そして、パナマ文書でオフショア、タックスヘイブンという言葉がマスメディアでも流れるようになり、気になって検索をした人がとても増えた。
タックスヘイブンの検索数は2016年3月には4,400だったのが、4月には301,000に急増。
同様にオフショアも、9,900から31,000に急増している。
2016年3月以前にタックスヘイブンよりもオフショアの方が検索数が多いのは、IT系の開発で海外の安価な地域を活用する「オフショア開発」に関するものがあるからだと思われる。
オフショアよりもタックスヘイブンの検索数が増加したのは、マスメディアがタックスヘイブンで報道したからだろう。
タックスヘイブンの方が言葉としてのインパクトも強い。
しかし、日本人でその本質を知っている人は5%、10%くらいではないだろうか?
パナマ文書として、タックスヘイブンやオフショアを知った人でも、マイナスなイメージばかりを持ち、プラスに活用できる人はきっと少ないことだろう。
このブログを見てくれている人は、良い意味でタックスヘイブンやオフショアに興味がある人だと思う。
タックスヘイブンやオフショアについてしっかりと勉強して、活用していってもらいたい。
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