2013年はアベノミクスで盛り上がった。
その影響か?税収が予想よりも1.3兆円増えるようだ。
売り上げ上方修正3%
企業でも業績が予想より上下することはよくある話。
至って普通のことだ。
むしろ予想通りに進む方が珍しいだろう。
平成25年の税収、政府は予想より1.3兆円増、税収が46兆円強になると公表したが、たかだが3%。
これを多いとみるか?少ないとみるか?
3%と見ると多く感じないが、1.3兆円と聞くと多く感じてしまう人がいるのかもしれない。
データをどう扱うか?の問題である。
この場合は、ある意味プレゼンが上手いと言えるが、賢明な国民は騙されてはいけない。
税収はサブプライムショック、リーマンショックからは立ち直りつつあるが、それでもまだまだ減少の流れ。
平成26年は強気な予想をしているか、果たしてどうなるだろうか?
国家予算 >税収
日本の平成26年度の国家予算は95.9兆円。
企業における予算と同じと考えればよいが、企業であれば、この予算をベースに売り上げ計画を立てていく。
企業での売り上げは、国でいえば税収。
昨年の売り上げ(税収)が46兆円とすれば、その倍以上の予算を計上していることになる。
企業の場合、銀行からの借り入れや出資先を探すことになる。
相当の計画を出さなければ誰もお金を貸してはくれないだろう。
しかし、日本国の場合は伝家の宝刀「日本国債」がある。
毎年40兆円程度の日本国債を発行し続けているのである。
そして溜まりに溜まった債務残高は1,000兆円を超えている。
税収が1.3兆円増加したのは嬉しいことだ。
しかし、まだまだ返さなければならない借金(日本国債)が多過ぎる。
金利が0.1%とすれば、1,000兆円の金利分は1兆円。
税収増加分は金利返済程度しかないのだ。
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