今日は成人式。
ここ数年、成人式は極寒な感じがする。
これも大人になる為の試練なんだろうか?
毎年、成人式と敬老の日は日本の人口について考える日だと思っている。
成人式はその年の新成人人口から、日本の活力、将来への馬力がわかる。
敬老の日は平均寿命を基に、医療保障など社会保障制度について考えさせられる。
どちらも考えれば考える程、苦しい日本社会が見えてくる。
(総務省統計局ホームページより)
今年の新成人は122万人。
昭和40年代前半と比較すれば、新成人が半数になっている事がわかる。
日本は、馬力が半減したことになる。
午年に皮肉な話だ。
午年全体の人口は、丙午の影響もあって十二支の中で一番少ない。
人口の少なさは一人一人の馬力でカバーするしかない。
と根性論を言っていても何も解決もしない。
こうした根性論が日本をダメにしているのだろうか???
今年の新成人人口は約122万人。
日本の平均年齢はざっくり80歳として、雑な計算すれば、
122万人×80 =9,760万人。
1億人を割ってきた。
実際に日本の人口は既にピークアウトしてると見られ、2050年には1億人を割ると算出されている。
上の計算通りではないが、今年の新成人が定年を迎える頃の話だ。
人口の話を数字で見てもピンとこない人が多いだろう。
まだまだ騙し騙しやりくりできているからだ。
徐々にボディブローのように効いてくる。
身を持って感じたら、「時既に遅し」。
未来輝く新成人には自分の力で自分の未来を切り開いてほしい。
その力は自分を輝かせるし、日本をも輝かせる。
と、これも根性論だろうか?
馬はエサを与えないと走らないが、残念ながら日本にはニンジンが少ない。
自分のエサは自分で作るか、自分で見つけるしかないのです。
コメント