格差を利益にすることが「投資」、世界と日本の格差は如何に?

アベノミクス

先週からの新興国通貨下落の流れ継続中。

先週末から欧米の株価が下落。

週明けの日経平均株価も下落の流れを引きずっている。

世界の流れに逆らって、日本だけ勝ち相場になることは無理でしょう。

2007年のサブプライムショックや2008年のリーマンショックを思い出してほしい。

株価下落の流れに世界中が飲み込まれ、日本株価も同じように下落していった。

「世界同時株安」

大きな流れに逆らう事などできない。

アベノミクスとか言うのも、「井の中の蛙」と言ったところかもしれない。

アベノミクスで世界経済を牛耳る事など出来ないのだ。

2007-2008

2007-2008年の株価指数の推移(Yahoo.com finance より)。
^n224:日経平均
EFA:米国除く先進国指数
GSPC:SP500
EEM:新興国指数

世界株価指数は大きな流れの中にあることがわかる。

上下変動の差はあれば、大きな流れ、形は同じだ。

日本もその流れの中にある。

日本人が資産運用として考えるべきことは、世界の大きな流れの中での格差を利用すること。

大きな流れはあれど、日本よりも株価が上昇する場所はどこかを察知する能力。

先進国日本よりも新興国にお金を投じた方が、今後の資産価値は上がるだろう。

もちろん長期的視点で。

長期投資の途中で株価が下落する事もあろうが、世界中が同じ状況と思えば気持ちも落ち着く。

格差を利益にすることが「投資」。

日本で生活している日本人が、日本の中で格差を見つけるのは難しい。

実はビジネスでは多くの人が考えていることだ。

「投資」単品で考えると、身近な生命保険に食いついたりするが、日本の生命保険で格差が付くのは早死にした時。

自分が早く死にたければ日本の生命保険に入る事もお奨めするが、そんなことを考えるのは冷酷な愛人くらいであろう。

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