平成29年8月30日(水)から平成29年9月19日(火)まで「東京2020大会協賛くじ」という宝くじが販売されている(抽せん日は平成29年9月21日(木))。
この宝くじの当選確率や期待値はどれくらいなのだろうか?
東京2020大会協賛宝くじの期待値は?当選金割合は44%!
東京2020大会協賛くじの当選確率と期待値を計算してみた。
結果は以下の通り。
1枚500円で総額75億円の売り出しなので、販売枚数は1,500万枚。
当選金額 | 総本数 | 当選確率 | 期待値 | |
1等 | 2.5億円 | 3 | 0.000020% | ¥50.00 |
前後賞 | 2.5千万円 | 6 | 0.000040% | ¥10.00 |
2等 | 2千万円 | 15 | 0.000100% | ¥20.00 |
3等 | 2百万円 | 150 | 0.001000% | ¥20.00 |
4等 | 20万円 | 1500 | 0.010000% | ¥20.00 |
5等 | 5千円 | 150,000 | 1.000000% | ¥50.00 |
6等 | 5百円 | 1,500,000 | 10.00000% | ¥50.00 |
期待値 | 220円 |
1枚500円に対して期待値は220円なので当選金割合は44%。
毎度の事ながら、宝くじは投じた金額の半分も戻ってこない確率の低い戦いなのである。
通常の宝くじ、当選支払金以外の使い道は「発売元の全国都道府県及び20指定都市へ納められ、高齢化少子化対策、防災対策、公園整備、教育及び社会福祉施設の建設改修などに使われています。」となっている。
(このグラフを見ると、全宝くじの当選金割合の平均は47.0%となっている事が分かる。)
今回の「東京2020大会協賛宝くじ」は収益の一部を東京2020オリンピック・パラリンピックのムーブメント推進事業に活用すると書かれている。
純粋にアスリートのサポート費用に使われるのであれば納得できるが、異常に高いと言われている建設費など、オリンピック関連予算に回るとなれば問題だ。
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