会社はオフィスを構え、従業員を構えて事業活動を行うのが基本。
しかし、この基本的な固定費はもちろん世界共通ではない。
世界のオフィス賃料ランキング
cushman & wakefieldが報告した世界のオフィス賃料ランキングは以下の通り。
順位 | 国 | 都市 | 地区 | 1フィート当たりの 年間賃料(USD) |
1位 | UK | London | West End | 271.61 |
2位 | Hong Kong | Hong Kong | Central | 183.32 |
3位 | Russia | Moscow | CBD | 139.80 |
4位 | China | Beijing | CBD | 131.48 |
5位 | Japan | Tokyo | CBD | 128.34 |
6位 | USA | New York | Midtown | 127.09 |
7位 | Brazil | Rio de Janeiro | Zona sul | 126.87 |
8位 | India | New Delhi | Connaught Place | 122.73 |
9位 | France | Paris | CBD | 114.58 |
10位 | Australia | Sydney | CBD | 108.05 |
CBD:Central Business District(中心業務地区)
東京は堂々の第5位。
このランキングを見ると、東京を含めて先進国とブラジルやインドなど今後の発展が見込まれる国が含まれている。
どちらにしても費やした固定費を上回る利益を出せるかどうかが問題となる。
人材を雇うには給料の3倍必要!?
良く言う話で私も詳細なデータは把握していない。
給料500万円の人間を雇うには、その3倍の1,500万円が必要と言う事だ。
家賃などの固定費から出張旅費や細かい事務経費を足していくと確かにそれくらいの額になりそうだ。
企業も事業と言う名の下に大きな投資をしている訳である。
事業運営自体が一つの投資であり、その事業を動かすのに必要な人材を雇うのも一つの投資だ。
何しろ、給料×3倍の利益(リターン)を出してもらわなければならないのだ。
一番の問題は、そうした意識が欠如している労働者が多いことだろう。
労働者は「働かされている」とはこのような視点で考えれば明白だ。
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