2014年から始まったNISA口座。
徐々に口座数を増えているようだが、若者層の口座数が伸びないのが課題のようだ。
若者の投資離れはマイナスか?
2014年3月末現在でNISAの投資総額は1兆円を超えたそうだ。
総口座数は650万以上で、年初から比較すると37%増。
目標値がどこにあるかなど、不明な点も多いが、そこそこ順調なのだろうか?
ただし、その75%が50歳以上の投資家で構成されていること、若者の投資離れへの懸念が課題だそうだ。
果たしてこれは問題か?
各階層で疑問点がたくさん生じる。
◆日本の株式に投資する魅力は何?
◆なぜ日本は高齢者しか投資を行っていないのか?
◆なぜ日本の若者は投資を行っていないのか?
これらの疑問が生じる理由は、日本で金融教育が行われていないからであろう。
仮に、家庭や学校で金融教育が行われていたとすれば、どうなっているだろうか?
◆日本で株式投資する魅力はない
◆世界規模で投資(資産運用)を考える必要がある。
◆高齢者は相続により子・孫にお金をどのように残すかを考えるべき
◆日本の若者は海外を活用して資産運用を行うはず。
なぜそうなるかの途中経過は省略しているが(是非、なぜそうなるかを考えてもらいたい)、このような結論になり、結果的にNISA口座は増えない。
政府や金融機関は、こうした流れを知ってか知らずか、金融教育は施されない。
そもそも論で教育できる人間、プログラムがないのだろう。
若者は貯蓄がないから投資できないと考えている人もいるが、それも当たっているようで的外れな感じだ。
もし貯蓄があったらNISAをするのだろうか?
貯蓄があってもNISAをやらない!そんな社会に日本がならなければ、日本の将来は見えてこない。
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