カジノに興味がある人なら「マーチンゲール法」を耳にしたことがあると思う。
負けない手法とも言われるが、本当だろうか?
マーチンゲール法とは?
マーチンゲール法とはどんな手法か?
負けている場合は賭け金を以下の様に積んでいく手法である。
①1
②2
③4
④8
⑤16
⑥32
⑦64
⑧128
⑨256
⑩512
・・・
勝った次は①に戻る。
最初の勝負に負けたら次は2ロット、2連敗したら次は4ロット、3連敗後は8ロット・・・といった感じだ。
負けた時はその倍を次のベットで積むのだが、これにより勝った時には必ず「1」が残る。
例えば7連敗したとしよう。
負け総数は127となるが、⑧回目の勝負で勝てば128なので、「1」残る。
前提となるのが、
◆勝った時に掛け金の倍の金額が戻ってくること
◆必ずどこかで勝てる勝負であること
となる。
リスク・リターンが合わない勝負
勘の鋭いひとなら既にピンときているだろうが、この前提「必ずどこかで勝てる勝負」そのものが博打になっている。
例えば10連敗してから勝ったとしたら⑪回目の勝負では1024ベットすることになり、⑩連敗中に投じた計1023ベットを足して2047ベット。
これに対して戻ってくるのは「1」。
こんな勝負していたら破綻をしてしまう。
ちなみに10連敗する確率は0.0977%。
思ったより高い数字ではないだろうか?
1000回に1回くらいの確率で起こり得る。
そもそもカジノのディーラーはルーレットをコントロールできると言われており、赤にも黒にも属さない緑も存在し、確率が50%ではない。
それ故、やってはいけない手法だ。
カジノによってはマーチンゲール法を実践すると追い出されると聞いたことがあるが、実際にはどうなのだろうか?
マーチンゲール法を株式やFXで応用しようと考えている人がいるが、絶対にやってはいけない。
破綻への第一歩だ!!
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