イチローがマイアミ・マーリンズと契約を交わした。
マイアミ・マーリンズはフロリダ・マーリンズだったよな?と思い、気になったので色々と調べてみた。
2012年より名称と本拠地が変更になったマイアミ・マーリンズ
1993年に球団拡張で新規球団として誕生したマーリンズ。
当時はフロリダ・マーリンズであったが、2012年からマイアミ・マーリンズと名称が変更になった。
同時に本拠地もサンライフ・スタジアムからマーリンズ・パークへと変更している。
ん?サンライフ?と思うのは、余程のオフショアおたくだけ?
サンライフ・スタジアムは、2010年1月からの5年契約でトロントに本社を置くサン・ライフ・フィナンシャルが命名権を取得している。
日本人の契約も受け付けているあのサン・ライフである。
日本では保険業法の関係で営業ができないが、アメリカでは命名権(ネーミングライツ)を活用して、普通に営業(広告・宣伝)を行っている。
日本にない会社を不審に思ったり、時には詐欺と思ってしまう人もいるがそんなことはなく、きちんと活動をしている保険会社である。
日本で営業できないと言えど、世界が近くなった今、こうして情報が入ってくる。
日本国内だけで締めつけようにも無理があるかもしれない。
今回のケースは野球とオフショア、どちらも興味がなければ気にならないかもしれないが、サッカーやF1などの広告や看板に注目すると、世界中の保険会社の広告が目に入ってくる。
しかし、残念ながら日本の保険会社の広告を海外で目にすることはほとんどない。
日本の保険会社が海外で広告宣伝をしても、商品レベルとして戦っていけないからだろう。
2010年1月からの5年契約でネーミングライツを取得したサン・ライフ・ファイナンシャル。
途中で本拠地移転が起こるなど予想もしなかっただろうが、契約は巻き直しているはずだ。
サンライフ・スタジアムは元々マーリンズとNFL(アメフト)のマイアミ・ドルフィンズの併用スタジアムであった。
野球とアメフトを併用させるとは何ともアメリカらしい。
アメフトはアメリカ4大スポーツの一つなので、アメフトだけの本拠地となっても広告宣伝効果はあると思うが、5年契約が切れる今、サン・ライフ・フィナンシャルは更新するか否か?ちょっと気になるところである。
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