もうすぐ確定申告の季節。
納税は国民の義務ですのでお忘れなく。
ふと疑問に思ったのだが、収入が無い人は「収入が無い=所得が無い」ことを確定申告しないとダメなのか?
質問して聞いてみた。
確定申告は所得税を対象とした制度との事。
この回答、またまた疑問が生じる。
確定申告すると住民税や社会保険料までが決定するのは何故?
これも質問して聞いてみた。
確定申告のデータは市役所に送られ、住民税や国民健康保険の額が決定されるらしい。
根本の疑問の結論だが、所得が無い人は確定申告に行っても受け付けないとの事。
所得税を払わない人が忙しいのにやってくんな!って事だろう。
しかし、役所には所得がないことを告げた方がいいらしい。
(2016年1月追記:今はマイナンバーで税金、社保が紐づけされるから、無収入・無所得でもしっかりと確定申告をした方が賢明と思う。)
何か変な制度と感じるが、これが日本の制度。
多くのサラリーマンは住宅ローン控除や医療費が高額でないと確定申告には縁がない。
サラリーマンは、会社が税務署の代わりに納税をしてくれるのだが、間違えてはいけない。
サラリーマンの納税制度は「特別徴収」。
毎月、税金は天引きされて納税される。
確定申告で自ら納税するのが「普通徴収」。
多くの人(サラリーマン)は特別な制度で納税しているのだ。
サラリーマンとしては楽な制度かもしれない。
この制度により多くのサラリーマンは税金のことを考えない。
だから国はサラリーマンを狙い撃ちして増税や社会保障の負担増を考える。
年末調整で税金が還付されたと喜んでいる場合ではない。
それだけ多くの税金を納めているのである。
サラリーマンで確定申告に行く人は控除、還付対象であろう。
自営業にとっては嫌な確定申告、サラリーマンにとっては嬉しい確定申告。
どちらにしても、日本の納税制度、自分の納税額を考える良い機会としてもらいたい。
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