東京オリンピックは、2020年7月24日(金)~8月9日(日)で開催される。
ここにきて、新国立競技場の建設を巡って予算や工期、そしてデザインが問題になっているが、東京オリンピックを終えた後の日本の方が心配だ。
オリンピックは新興国でやるべきでは?
2020年の東京オリンピック誘致には東京都の並々ならぬ決意が感じられた。
高額な予算も投じられていたので、何度も誘致失敗はできない。
2020年の東京オリンピックが決まった時には喜びもあったが、オリンピック後の怖さの方が大きかったのは私だけではないだろう。
少子高齢化が進み、人口減少も始まっている日本。
そして赤字も増え続ける日本である。
オリンピックまではイケイケドンドンでいいが、オリンピック後に何が残るのだろう?とふと疑問に思い、そして怖い。
アテネでオリンピックが行われていたのは遠い昔のように感じるが、たかが11年前である。
オリンピックで大きな花火を打ち上げた後は衰退しているだけではないだろうか?
そもそもオリンピックは先進国でやるべきなんだろうか?
新興国で行い、インフラの整備やその国や地域の発展に繋げればいいと思う。
1964年の東京オリンピックも戦後復興の後押しになったはずだ。
誘致には多額の予算が必要となり、現実的には新興国でのオリンピック開催は難しいと思うが、IOCが旗振り役として新興国で行えるようにすればいいだけだ。
ただし、表や裏で色々なお金が絡む話、そんなことを考えるとは思わない。
なぜ突然、東京オリンピックの話を持ち出したかと言えば、トヨタがこの夏発行する元本保証付の新型株式、5年間の保有で元本保証の権利を得られるからだ。
2015年夏発行で5年後といえば、2020年。
オリンピックが終わった頃に元本保証の権利を得るが、額面通りの数字の現金を得られたとしても、その実質価値が保証されているわけではない。
余裕資金は、価値が上がる場所に置いておかなければならないと思うが、日本がそのような場所とは思えない。
オリンピックまでは繁栄して、オリンピック後に衰退することがイメージできてしまう人は、日本国内に資産を置くべきではない。
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