中国の国有銀行とHSBCbank(香港上海銀行)

2014/01/31

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中国は共産主義でありながら、1部の経済では資本主義のルールが入り込んでいる不思議な国。

銀行は国有銀行が4つもあり、国がコントールできる権限が大きい。

 

中国には、中央銀行として「中国人民銀行」がある。

これは日本での「日本銀行」と同じ役割を果たす。

 

中央銀行とは別に、「中国銀行」「中国建設銀行」「中国工商銀行」「中国農業銀行」がある。

これらは市中銀行でありながら4大国有銀行であり、圧倒的なシェアを誇る。

 

全銀行の資産合計の50% 近いシェアである。
(2011年で約47%)

 

国有銀行と言えど、今は100%国が出資ているわけではない。

 

2004年頃から株式会社への転換・株式上場が進められた。

完全な国有銀行ではないので、「大型商業銀行」と分類される。

とは言え、

過半数の株式を国有資本が占めており、最終的決定権は国が握っている。

 

日本では、財務大臣100%出資の「日本郵政会社」があり、その100%子会社に「株式会社ゆうちょ銀行」がある。

似て非なるものかもしれない。

 

日本居住の日本人が中国の銀行口座を持つならば、国有銀行=大型商業銀行よりもHSBCを作った方が賢明であろう。

 

HSBCは「香港上海銀行」であり、中国の地名「上海」が入っているが、現在の本店は香港で、イギリスのHSBCホールディングの傘下にある。

中国から見れば外資系銀行にあたる。

 

中国国内の銀行口座を持ちたい理由は、仕事上か人民元を持ちたいかのどちらかであろう。

香港でHSBCを開設し、HSBC中国でも開設しておけば、インターネットバンキングでお互いの口座を管理できる。

ただし、

多額の人民元を中国外に出すのは簡単な話ではない。

 

これはHSBCに限った話ではなく大型商業銀行でも同じこと。

意味無く中国国内の銀行口座を開設することはお奨めできない。

しかし、それでも

人民元の可能性に期待し、中国の銀行口座を開設したがる人がいるのも事実である。

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