平成24年度財務書類公表、負債が資産を上回り債務超過継続、最悪

日本経済

確定申告の季節が近づいてた。

憂鬱です。

日本国も2012年の「財務諸表」を公開した。

2013年ではなく、2012年なのでお間違いなく。

さっさと仕事せい、と思われるかもしれないが、国民が確定申告しないとその上の国は数字が出せない。

従って、1年遅れになるのは仕方ない。

簡単に結果を言えば、

債務残高は過去最悪の477兆円。

負債が資産を477兆円も上待っている。

資産が640.2兆円に対して、負債が1117.2兆円である。

普通の家庭や企業であれば、「火の車」であろう。

シンプルに家庭で考えれば、640万円の貯金額の人が1,117万円の借金を負っているようなものである。

こうした人に銀行はお金を貸さないであろう。

こうした友達に「お金を貸して」と言われても貸さないでしょう。

国は「日本国債」と言う伝家の宝刀を持っている。

金が無ければ借りればいい。

貸してくれるヤツがいなければ、押しつければいい。

銀行さんや生保さんが何故だがお金を貸してくれる。
(日本国債を購入してくれる。)

金融業界はお上には逆らえないのであろう。

銀行さんや生保さんはどうして日本国債を購入できるのだろうか?

日本国債よりも低い利回りでお金を集められるスキームがあればいい。

預金の利子を下げればいいんだ!!

生保の利回りを下げればいいんだ!!

日本国民が銀行や生保を支え、日本国を支えている事になる。

資産の2倍近い人にお金を貸すとこに何%の利子を付けるだろうか?

返金される可能性が高くはないのだから、それなりの利子が必要だ。

しかし、日本国債の利回りは1% 程度である。

日本国の考え付いたスキームは素晴らしい。

そのスキームが成り立っているのは、純朴な金融知識の低い日本人がいるからだ。

日本国は今後も日本人に金融教育をすることはしないだろう。

日本人が金融知識を付けると、このスキームが成り立たなくなるのだから。。。

アベノミクス元年は2013年。

来年公開される2013年の財務諸表はどのような数字になっているだろうか?

今から楽しみである。

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