世界征服を目論むベンチャー秘密結社「鷹の爪団」。
最近はいろいろな業態とコラボして動画を作成している。
「投資は大人のたしなみだ」と題して、某証券会社とコラボした動画を発見したので考察してみたい!
日本国内で老後資産を構築するのは有り?無し?
では早速、動画を見ていこう!
今回の鷹の爪団、野村證券とタッグを組んでいる。
この動画は、よくある老後資金の話。
年金受給額は将来どうなっているかわからないが、受給額が上がることはなく、下がる可能性しかない。
動画で言われている額よりも、実際にはもっと多くの資産を準備しておく必要があるだろう。
25年と長期の間、利回り3~5%で継続する積立金融商品、日本国内で存在するのだろうか?
そのような商品も少ないだろうし、そのような結果を残すファンドマネージャーも聞いたことはほとんどない。
ただ単に、複利のパワーを解説しているだけならいいが、日本国内で3~5%の商品があると思い、日本国内で積立投資を始めるのは考え物だ。
この動画は、ドルコスト平均法を上手く解説している。
高い時に多くの量を購入せず、安い時に多くの量を購入できるのが積立投資の利点である。
これが海外のドル建ての積立商品であれば、「日本円 ⇒ ドル」、「ドル ⇒ 投資商品」、2箇所でドルコスト平均法が活用でき、よりリスクが軽減される(ダブルドルコスト平均法)。
「投資信託は、積み立てた資産を専門家が代わりに運用してくれる」、とあるが、日本国内で結果を残せる専門家=ファンドマネージャーがいるのだろうか?
正直聞いたことがない。
結果が出なくても、自分の身は守ってもらえる立場の人が運用を行っているからだろう。
最終的には、野村證券の宣伝になっているが、90年以上の実績がある積立投資の会社は海外にはゴロゴロしている。
例えば、マン島籍のRL360°は150年以上の実績があり、世界中に顧客がいる会社である。
いつも言っていることだが、日本人が日本国内で投資を行ってもリスクは全く下がらない。
日本に住んで、日本で働き、日本で投資を行えば、良い時は全てが良く、悪い時は全てが悪くなるので一蓮托生だ。
将来的に日本円の価値が下がれば、コツコツ積み立てても効果がない。
マイナンバー制度も始まり、銀行口座や証券会社のデータも政府管理になることを気持ち悪く感じている人も多いだろう。
リスクを下げながら老後資金を構築するのに、積立投資を行うのは間違いない。
しかし、積立投資を行う場所が日本国内であるとは思えない。
「鷹の爪団」も世界征服を目論むのならば、日本国内だけでなく世界を見てほしいものだ。
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