預金の意味は有る?3大バンクで定期預金金利引き下げ!

金融知識・金融教育

三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の三大バンクは、2~10年満期の定期預金の金利を引き下げるようだ。

日銀がマイナス金利の発表をしてから1週間後のことであり、マイナス金利の影響と言っていいだろう。

改めて考えよう!日本にお金を置いておく意味は?

日本銀行がマイナス金利を発表した際、国民には直接的な影響はないと言っていた。

各銀行が日本銀行にお金を預けておく際の金利がマイナスになるだけで、国民が銀行にお金を預けておく際の金利ではないから、という説明であった。

しかし、銀行はマイナス金利で利益が減るので、そのしわ寄せはどこかにやってくる。

それが定期預金の金利引き下げに繋がったはずだ。

定期預金と言えど、もともと金利が高かった訳ではないが、0.025%程度の金利となるようだ。

100万を定期に入れても年間250円程度の利回りである。

中には0.001%とした銀行もあるようで、これでは100万円を定期に入れたところで年間10円にしかならない。

銀行にお金を預ける意味があるのだろうか?

金利が低いので預け入れる必要がないという理由もあるが、将来的な日本円の価値を考えても預入る必要はないと思う。

10年の定期を組んだとして、将来のお金の価値が現在の価値以上にあるとは限らない。

お金を擦りまくっている日本(日本円)、価値は目減りしていくことだろう。

金利が低いからという理由だけでなく、価値が下がる日本円を大事に預けても意味がない。

これは銀行に限ったことではなく、生命保険にしても、積立投資商品にしても、日本で日本円で投資を行ったときの将来価値を考えなければならない。

マイナス金利は市中にお金を出させようという思惑があるが、実体経済が上向かないとなかなかお金は回らないだろう。

バブル以降、お金を使うよりも節制するのに慣れてしまった日本(日本人)、お金をばら撒いたからと言って、お金を使うマインドを失ってしまっていては景気が上向くことはないはずだ。

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