フラット35の金利が過去最低を記録した。
消費税増税前に住宅を購入した人には朗報か?
フラット35へのローン乗り換えを考えるのも良いかもしれない。
10年物国債が指標となるフラット35
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が発表した2014年3月の金利は数字は以下の通り。
返済期間 | 2014年3月金利 | (2014年2月金利) |
21年以上35年以下 (融資率最大9割) |
1.74~2.40 % | 1.79~2.50 % |
15年以上20年以下 (融資率最大9割) |
1.48~2.14 % | 1.53~2.24 % |
21年以上35年以下の金利は2カ月連続で低下。
15年以上20年以下の金利は3ヶ月ぶりの下落。
共にフラット35が始まった2003年以来最低の数値である。
10年以上の間、小泉政権の小さな政府、民主党政権での政治主導、安部政権でのアベノミクスと色々な施策を行ってきたが、金利は下がり続けているようだ。
何をしても金利が上がらないのは不思議な感覚である。
金利と景気は関係するのか?
景気が良ければ金利が上がり、不景気になれば金利が下がる。
これは中学生の時に社会の授業で習った基本的な経済の動き。
しかし、日本では金利と景気はあまりリンクしないのではないかと思う。
おそらく、1%前後で金利を落ち着かせておきたいはずだ。
景気が良くなったからといって金利を上げれば、借金返済に苦しむ。
金利が低ければ借金返済額は増えない。
借金の価値を減らすためには、日本円を刷るまくり日本円の価値を下げれば良い。
日本円を大量に刷りながら、国債金利を1%以下でコントロールさせておきたいところであろう。
そして、政府の思惑を外れた高金利となれば、ハイパーインフレと言う恐ろしい世界が待っている。
低金利で住宅購入すべきか?
金利が低いのはローンが組みやすいだけ。
住宅価値が変わる訳ではない。
今後の日本を考えれば人口が減るのだから不動産(住宅)価値は下がるはずだ。
金利が低いからといって安易に不動産に手を出すべきではない。
コメント