資産運用で海外投資と言うのは日本人だけではないだろうか?

日本社会

日本人でも金融ビッグバンによって海外への投資は可能になった。

それでも実践している人はほんの一握りと思う。

ある種のマイノリティな投資だが、それ故に「海外投資」と特殊な呼ばれ方をしていると思う。

「国内投資」と言う人に出会ったことはない。

資産運用での「海外投資」とは、その言葉の通りで日本ではなく海外への投資を差す。

実際には海外と言えど、香港やシンガポールなどのオフショア地域に対する投資がほとんどであろう。

しかし、「オフショア投資」と言う人はあまりいない。

日本以外であればそれで良し!とは思わなくとも、先ずは日本を離れろと感じて、「海外投資」と言っているのかもしれない。

「海外投資」の対義語は、「国内投資」になるはずだが、「国内投資」を使う人もあまりいない。

国内への投資は一般的であり、特別「国内」と付ける必要もないのだろう。

「海外投資」だけ特別なカテゴライズをしているようで変な感じだ。

日本以外の人達は「海外投資」という言葉を使っているのだろうか?

日本人は海外・オフショアへの投資を「海外投資」と呼ぶが、これは日本だけではなかろうか?

日本は金融鎖国であり、海外へ投資する人も少ないために特別視された言葉として、「海外投資」を使っている。

しかし、日本以外の人達はそれほど自国以外への投資を特別視していないとはずだ。

よって、「海外投資」なる意味の言葉は日本にしか存在していないと思う。

これは資産運用に限った話ではないだろう。

仕事に関しても、日本人は海外に出るのを躊躇いがちだが、海外ではワールドワイドに考える人が多い。

周りの人がどう考えようと資産運用は世界の多くの場所で可能だ。

日本国内の小さなマーケットで考えるか、ワールドワイドに考えるかで、そのチャンスは何倍・何十倍と変わってくるはずだ。

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