2014年4月1日より消費税が5% から8% にUPします。
消費税を上げる議論をしていた時には、上げるな上げるなと盛り上がってましたが、いざ増税が決定すると落ち着いたものです。
決まってしまったものは、潔く受け入れようと思っている人が多いのでしょう。
消費税は1989年に3%として導入されました。
その時に、商品やサービスが単純に3%UPしただけかと言えば、そうではありませんした。
「便乗値上げ」と称して、3%以上の料金上乗せしていたお店が多いです。
ジュースは100円から110円になったのがいい例でしょう。
実際に消費者物価指数は上昇しております。
1997年にも消費税は5% から8% にアップしております。
この時の消費者物価指数は、1989年より上昇しております。
グラフを見るとインパクトが小さいですが、1989年に便乗値上げをし過ぎたのと、5%と言うキリの良さから、値上げをしなかったのかと思います。
今回の消費税アップは、1997年以来17年ぶり。
前回は、1989年から1997年で8年の間をおいてでしたので、今回はその倍以上のインターバルがあります。
5% から8% へと数字も中途半端。
便乗値上げするには、消費税率としてもインターバルとしても好適なタイミングかもしれません。
8% が中途半端であれば、価格設定的にはキリの良い10%が狙いどころか?
そうであれば、消費税を抜いた+2%分、商品・サービス価格が上がる事になります。
2% と言えば、アベノミクスのインフレターゲット目標に合致します。
最初から全てが仕組まれていたかもしれませんね。
国民は、何の疑いもなく消費増税を受け入れ、その結果として起こり得る便乗値上げにも音を上げず、アベノミクスのインフレターゲット2% 達成と喜んでいる姿が想像できます。
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