10月8日は【FXの日】となっているようだ。
その昔、私もFXに熱を上げていたが、今は全く取引をしていない。
自分でトレードするには精神をコントロールしないと酷い目に遭う!
1998年に日本の外為法が改正され、個人が直接外国為替を取り引きできるようになり、FX取引が誕生した。この日は日本で初めてひまわり証券が個人投資家にFX取引のサービスを提供した日であり、初めての取引が行われた日であることから、2008年にひまわり証券株式会社が制定した日。ちなみにFXとは、Foreign Exchangeの略。
20世紀末の金融ビックバンでFXが登場した。
1998年10月8日に初めて個人投資家にFXのサービスが提供されたみたいだが、20年以上が経過して今では多くの人が普通に知っている投資ツールとなった。
2005年頃、FXはとても流行っていた。
私もその頃はFXに興じており、1年目にかなりのプラス収益を得る事ができた。
しかし、それは単なるビギナーズラックであった事は後から知る事になるのだが、2年目にほぼ1年目の収益を吹き飛ばし、3年目にはマイナスに陥ったので取引するのを止めた。
そしてその翌年、税務署からお呼びがかかり、1年目分の税金+追徴課税を持っていかれる事になった。
私がFXを止めたのは取引がマイナスになったり、税務署からお呼びがかかったからというのが大きな理由ではなく、マインドコントロールが大変だなと思ったからである。
最初の頃は良かったのだが、気になりだすと四六時中相場が気になってしまう。
仕事中もそうだが、為替が特に動き出すのは深夜であり、アドレナリン全開で夜を迎えると寝るに寝れなくなってしまう。
寝ようと思って瞼を閉じてもチャートが出てくる時もあり、FX中毒に侵されていたのかもしれない。
仕事やプライベートに支障が出てくるなと感じ、FXをはじめ、個人的に相場に立ち向かう事は今はほとんどしていない。
投資と投機の違いは色々なところで議論されていて、その境目は人によって捉え方が異なるが、ゆとりを持って嗜む程度に長期的に構えていれば投資だが、利益を絶対に出してやると中毒的になってしまうと投機=ギャンブルとなってしまう。
実際に自分がその中にいると投資のつもりでも、一歩引いて眺めてみるとそれは投機だったりする事が多い。
世界の情勢を知る為に為替に注視するのは重要な事であるが、そこで相場に立ち向かう必要はない。
そもそも、為替が短期的にも長期的にもどう動くかは神様にしか分からないはずである。
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