最近ちょくちょく耳にするようになってきたオフショア・ガーンジー島のドミニオンキャピタルストラテジー(Dominion Capital Strategies社籍社の海外積立投資商品マイセービングストラテジー(MY SAVING STRATEGY)について調べてみた結果をまとめてみたい。
ドミニオンキャピタルストラテジー(Dominion Capital Strategies)社のマイセービングストラテジー(MY SAVING STRATEGY)の商品概要まとめ!
ドミニオンキャピタルストラテジーからは大きく2つの商品が提供されている。
◆積立投資商品:MY SAVING STRATEGY(マイセービングストラテジー)=MSS
◆一括投資商品:MY INVESTMENT STRATEGY=MIS
ここでは、所謂海外積立投資商品となるMSSについてまとめていきたいと思う。
この商品の特徴は幾つか挙げられるのだが、先ず、積立で選べるファンド数が限られている事になる。
一般的な海外積立投資商品は100種類以上のファンドの中から10種類までを選択して運用する方式となっている。
契約者本人がファンドを選ぶ事ももちろん可能だが、その選択が難しくIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店に手数料1.0%を払ってファンド選択をしてもらう人が多いと思う。
だが、MSSの場合はファンドオブファンズ9種類とオリジナルファンド3種類の以下計12種類に厳選されている。
・DCS Global Equities(世界株ファンド)
・DCS Global Bonds(世界債券ファンド)
・DCS Cautious(慎重型ファンド)
・DCS Balanced(バランス型ファンド)
・DCS Aggressive(積極型ファンド)
・DCS Emerging Market(新興国ファンド)
・DCS New Technologies(ニューテクノロジーファンド)
・DCS Sustainable Growth(サスティナブル成長ファンド)
・DCS Cash(キャッシュファンド)
・DGT E Commerce Fund(Eコマースファンド)
・DGT Luxury Fund(ラグジュアリーファンド)
・DGT Managed Fund(マネージドファンド)
ここから一つ、もしくは複数選択していく事になる。
と言うのもこれらのファンドはDominion Fundsという会社で組成されているものであり、それをダイレクトに扱えるようになっている。
その為、手数料は内包されているものの、安く抑えられ、ポートフォリオをIFAに選択してもらう必要もないので、手数料を安く抑えられるというメリットがある。
(手数料を支払ってファンド選択をお任せする事も可能。)
その他の手数料として”monthly cost over the total contribution”と言うのがあり、契約期間によってパーセンテージは異なる。
契約期間は5~20年となっていて、抜粋すると5年で2.65%、10年で1.35%、15年~20年で1.15%となっている。
自社のファンドをダイレクトに販売するので手数料が安いのかなと思う。
それだけでなく、追加で手数料を1%払う事によりファンド価格の80%が保護されるプランもある。
Protected Investment Portfolio(PIPストラテジー)と呼ばれるプランで、市場状況に合わせて「成長資産」と「安全資産」をアルゴリズムによって毎日リバランスをとる運用手法により、保有しているファンド価値の80%が保護されるようになっている。
80%で一旦保護された数値は、そのファンド価格が下がってしまっても維持されるのが特徴的と言える。
元本確保に近いイメージであり、日本人に好まれるプランかなと思う。
ドミニオンキャピタルストラテジー(Dominion Capital Strategies)の商品はドミニオンファンド(Dominion Funds)のファンドをダイレクトに購入できるので手数料が安くなると推測しているが、ファンドをダイレクトに購入できるだけでなく、販売形式もインターネットを使ってダイレクトに行えるようだ。
インターネットでダイレクトに購入できるようになると、MLM(マルチレベルマーケティング)・ねずみ講な人々が食いついてきそうだが、そうした人たち経由で購入すると商品概要が正しく伝わらない事が多いし、アフターサポートも杜撰になる。
こうした商品はしっかりと概要を理解する事が重要であるので、IFA(Independent financial Adviser)と呼ばれる海外にある海外の金融商品を扱う正規代理店を経由して購入すべきである。
日本人スタッフがいて、アフターサポートまでしっかりと行ってくれる正規代理店も存在する。
ここで商品概要を書いてきたが、分かり辛い部分もあると思う。
それは他のブログなどでも同じだと思うので、そうした意味でもきちんとIFAから商品概要を聞いて説明を受ける事が重要な契約プロセスと言える。
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