日本では如何に良い会社に雇用されるか?安定化を図るかが重要視されているが、徐々に変化が生じている様に感じる。
「個」を活かす時代に。
まだまだ日本にとっては如何に大企業や公務員になるかのラットレースが行われている部分もある。
しかし、サブプライムショックやリーマンショック以降、大企業でもリストラが決行されり、東日本大震災により働き方・生き方が多様化していったと思う。
日本は組織が重要視される国であるが、徐々に「個」の特性が評価されつつある時代になってきていると思う。
サッカー日本代表と同じ流れかもしれない。
企業からしても大学卒業から60歳の定年まで雇用し続けるのは難しい時代になっている。
時代の変化に合わせて業務も転換させていかなければならないが、多くの従業員をその転換に付いてこさせるのは至難の業。
状況に応じて、適材適所な人材を活用した方が効果的だ。
昔から人材はジェネラリストとスペシャリストに層別されるが、企業に残るはジェネラリスト中心となり、スペシャリストは外部活用する時代に変わってくると思う。
「個」を活かしたい人も自分の特性・長所をどんどん活かしてお金を得ていける時代。
巷にはコワーキングスペースも増えている。
自営業者やフリーランス、はたまた会社員が会社外で活動を行う場所。
コワーキングスペースでは新しいビジネスが生まれており、コワーキングスペースの人材に注目している企業も増えている。
フリーランスは与信(信用度)などで敬遠されがちであるが、力さえあれば充分に企業ともやっていけるはずだ。
近い将来、大企業とフリーランスが自由自在にスクラムを組む時代がやってくることだろう。
逆に旧体質の組織に拘っている企業は、時代についていけずに利益も出し辛くなるはずだ。
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