2014-2015世界大学ランキング発表、アジアトップは東京大学

教育制度

英国の教育専門誌「Times Higher Education(タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)」より世界の大学ランキングが発表された。

世界の学術の中心は米英両国

毎年恒例のこのランキング、研究内容や論文の引用回数、国際化など、13の指標をベースにランキングされている。

トップ10は以下の通り。

順位 大学名
1位 California Institute of Technology
(カリフォルニア工科大学)
米国
2位 Harvard University
(ハーバード大学)
米国
3位 University of Oxford
(オックスフォード大学)
英国
4位 Stanford University
(スタンフォード大学)
米国
5位 University of Cambridge
(ケンブリッジ大学)
英国
6位 Massachusetts Institute of Technology
(マサチューセッツ工科大学)
米国
7位 Princeton University
(プリンストン大学)
米国
8位 University of California, Berkeley
(カリフォルニア大学バークレー校)
米国
9位 Imperial College London
(インペリアル・カレッジ・ロンドン)
英国
10位 Yale University
(イェール大学)
米国

1~10位は米国・英国で占められている。

11位はシカゴ大学、12位はカリフォルニア大学ロサンゼルス校とここまでに米国・英国以外の国は出てこない。

13位にやっとスイスのチューリッヒ工科大学が出てくる。

学術の世界は、米国・英国がリードしているのだ。

東京大学以外の日本の大学はランクを下げている

日本はといえば、23位に東京大学がランキングされている。

アジアのランキングTOP5は以下の通り。

順位 大学名 2013-2014順位
23位 東京大学 日本 23位
25位 シンガポール国立大学 シンガポール 26位
43位 香港大学 香港 43位
48位 北京大学 中国 45位
50位 ソウル大学 韓国 44位

シンガポール国立大学に追い上げられているが、東京大学はアジアのトップの座を保持している。

気になるのは、東京大学以外の日本の大学が軒並みランクを下げている点だ。

◆京都大学  (今年59位 ←  昨年52位)
◆東京工業大学(今年141位 ← 昨年125位)
◆大阪大学  (今年157位 ← 昨年144位)
◆東北大学  (今年165位 ← 昨年150位)

2014年はSTAP細胞で日本の学術が注目された年。

今こそ、日本のアカデミックを更なるレベルアップをするべく見直していく時かもしれない。

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