年々厳しくなっている海外オフショア金融センターの銀行口座開設。
コロナ禍が明けて3年が経ち、円安や海外のインフレ状況で以前と比較するとお金は掛かるもの海外へ渡航ができるようになっているが、コロナ禍で海外の人が来なかった状況が長かったり、タックスヘイブンに対する規制が世界的に厳しくなったこともあり、HSBC香港などのオフショア金融センターの銀行の状況も変化している。
簡単に言えば、新規での口座開設はとても難しくなっている。
だが、難しくなればなるほどお宝口座となる訳で、更には日本円リスクが高まっている現状を考えれば、海外オフショア金融センターの銀行口座を所有しておく価値がそれだけ向上していると考えられる。
それは同時に、既に口座を所有している人も維持管理に努める重要性が高まったと言えるのだ。
HSBC香港の新規口座開設や維持管理状況まとめ!
海外オフショア金融センターの銀行口座と言えば、HSBC香港だろう。
そのHSBC香港の新規口座開設もとても難しくなっている。
100万香港ドル(≒2000万円)以上でないと口座維持管理料が掛かるPremier口座の場合は今でも開設可能。
富裕層の顧客は今でも欲しているのだろう。
一方、口座維持管理手数料が掛からないOne口座の場合、香港での就労実態やビザ、香港IDがないと受け付けてもらえない傾向になっている点が先ず挙げられる。
香港人以外の人や香港に何ら関係のない人が新規口座開設をするには、アプリで予約するところから始めるのだが、そのアプリの対象に日本人は入っていない。
香港と何ら関係性のない日本人は新規での口座開設が困難となってしまったのだ。
では、全く口座開設ができないかと言えばそんな事はない。
予約の方法やその後の対応方法を知っている現地情報に精通したサポート会社などを活用すれば、口座開設はなんとか可能な状況となっている。
それでも、英語もしくは広東語で最低限の会話ができなければ困難と言えるだろう。
毎年言っていることだが、いつどの段階で日本人の新規受け入れを完全に停止となるかは全く分からないので、HSBC香港の口座開設希望者は早急に行動をした方が良いと思う。
HSBC香港の口座を既に所有している日本人は多いと思う。
HSBC香港は口座開設が困難になっているので、既に口座を所有している人はお宝口座だと認識して大事にしてもらいたいと思う。
1年に1回は口座を動かすようにして、口座が休眠や凍結となる事を防いでもらいたい。
口座を動かすとは、口座内の両替でも問題ない。
米ドルと香港ドルはペッグ性となっていて、ある一定範囲内でしか変動しないようになっているので、1年以内に1回だけ米ドル ⇔ 香港ドルで両替しておけばよい。
口座が休眠や凍結となると、状況によっては電話応対が必要であったり、香港に渡航して窓口対応をしなければならない事もある。
そうなると時間もお金も掛かるので、せっかく作ったHSBC香港の口座を大事に扱ってもらいたいと思う。
HSBC香港は古くは郵送で口座開設できた時代もあったり、2010年頃のオフショア投資ブームの時に口座開設ツアーと題して香港に渡航して、通訳者が同席して口座を開設した人も多かった。
そうした人たちは今と比較すればとても簡単に口座開設できたので、口座を大事に感じない人もいたりする。
現状の口座開設状況を把握して、口座を維持管理するように努めてもらいたい。
☆ご質問やご相談、オフショア銀行口座開設のサポート会社紹介依頼はこちらから。
スタンダードチャータード香港の新規口座開設や維持管理状況まとめ!
オフショア金融センターの口座開設で、先ず考えるのはHSBC香港であるはずだ。
そして、その次に挙げられるのがスタンダードチャータード香港になってくると思う。
オフショア金融センターの銀行口座開設でHSBC香港ではなくスタンダードチャータード香港を先に選択する人もいたり、HSBC香港の口座を所有している人が2つ目のオフショアバンクとしてスタンダードチャータード銀行の口座を開設したりしていた。
スタンダードチャータード香港にしても、個人が突然窓口を訪れて口座開設をしようとしても上手くいかないので、サポート会社にお願いする人がほとんどであった。
それでも、以前はHSBC香港よりも口座開設がし易く、サポート会社もHSBC香港と比較すると安価な料金が設定されていた。
ところが、2024年の夏頃から状況が一変し、スタンダードチャータード香港での新規口座開設は困難というか、不可能な状況になっていると聞く。
HSBC香港の口座開設で、いつまで日本人が口座開設できるか分からないと毎年言っているが、スタンダードチャータード香港は実際にそうした状況になってしまっているのだ。
イソップ物語のオオカミ少年のようになってしまいそうだが、全ての海外銀行口座の開設が不可とならないうちに、オフショア金融センターの銀行口座を所有したい人は行動を起こしてもらいたい。
また、スタンダードチャータード香港は既に開設されている日本人の口座を閉鎖するのでは?という情報が出回っている。
実際に閉鎖となれば、口座の維持管理もないのだが、この件に関しては引き続き情報を追っていきたい。
☆ご質問やご相談、オフショア銀行口座開設のサポート会社紹介依頼はこちらから。
オフショア金融センターで新規口座開設できる銀行はある?
オフショア金融センターの新規口座開設が難しくなったとか、強制閉鎖を考えている銀行もあるのでは?と言った情報をお伝えしてきた。
ネガティブな情報ばかりをお伝えしているが、実は今でも新規で口座開設できるオフショアバンクもある。
例えば、Bank of China (Hong Kong) Limited=中國銀行(香港)が挙げられる。
中國銀行と聞くと嫌なイメージを持つかもしれないが、Hong Kongや香港と付いているように、オフショア金融センターの香港にある銀行なので、香港の法環境下で活動している銀行になる。
日本の銀行や東南アジアの銀行よりも遥かに価値が高い銀行と言えるだろう。
もちろん、口座開設を受け入れていると言うだけで、どんな人でも口座開設ができる訳ではない。
英会話 or 広東語で最低限の会話をしなければならず、必要な書類も持参しなければならない。
また、銀行側が受け入れても良いと思うだけの理由や条件が揃っていなければ、口座開設は拒絶されてしまう。
私も香港に渡航してBank of China (Hong Kong) Limited=中國銀行(香港)の口座を開設してきた。
肝になる部分は書けなかったりするが、興味ある人は以下リンクを参照にしてもらいたい。

☆ご質問やご相談、オフショア銀行口座開設のサポート会社紹介依頼はこちらから。
オフショア金融センターの銀行口座開設は現地情報に詳しいサポート会社を活用すべき!
オフショア金融センターの銀行口座開設状況は日々変化している。
基本的には厳しい方向に動いているのが現状だ。
同時に、日本円のリスクも年々厳しい方向に動いている。
日本国内に日本円を貯め込むのはリスクを高めているようなものだ。
日本円リスクに対しての備えを考えているのであれば、オフショア金融センターの銀行口座は持っておくべきものと言えるだろう。
今、どのオフショアバンクが開設できるのか?どのように開設できるのか?などの事前情報や、具体的な口座開設方法は現地情報に精通しているサポート会社を活用した方が良いと思う。
何となくオフショア金融センターの銀行を訪れて口座がサクッと開設できるような時代ではない。
本気で資産保全や日本円リスク対策を考えているのであれば、オフショア金融センターの銀行口座は持っておくべきだ。
厳しい状況になっているものの、まだ口座開設ができる状況ではあるので、開設できるうちに開設しておくことをお勧めしたい。
☆ご質問やご相談、オフショア銀行口座開設のサポート会社紹介依頼はこちらから。


コメント
はじめまして。色々な記事が、参考になり、拝見してます。
当方は仕事で毎月、香港に入っていて、銀行口座が欲しいなと思ってたとこです。
ようやく、HKIDが取得でき、いざHANGSENGに行きました。最初は事務所近くの少し大きめの支店に予約なしで行ったところ、address proof を出せと。(国際免許証出したんですが…)
あー、やっぱ居住者じゃないとダメかって。
その日は諦めました。
翌々日(2024.1.18)に事務所から一駅の住宅エリアの個人客中心の支店に行ったところ、無事に開設できました。
HKID,国際免許証、ワーキングビザ、雇用契約書があれば開設可能でした。
R様
はじめまして、こんにちは。
情報ありがとうございます。
HANG SENG BANKはHSBCのグループ会社なのでHSBC同様に口座開設が厳しいんですね。
HSBCもそうですが、支店や担当者によって対応が異なる部分があり、全社として対応が統一されていないのかなと思います。
オフショア師匠さま
仰る通り、HSBCグループなんですよね。
香港の顧問税理士からも非居住者は無理かもと言われてたので、ホントにラッキーでした。
非居住者の方でこれから口座開設される方はTSTやセントラル、湾仔とかは避けた方が無難かもです。
郊外店舗を狙う方が無難かもしれませんね。あとは流行りのバーチャルバンク。
バーチャルだと、クレカを作らなきゃaddress proof は言われませんので。
ZAやMOXはHKIDあればできちゃいます。