コロナウ禍後半から物価高騰・インフレーションや円安が進行している。
円安により日本人は海外旅行をし辛い環境となっていて、海外では日本よりもインフレーションが進行しているので、海外での食事を楽しむのも一苦労な状況となっている。
ただ、だからこそ日本経済や日本円の価値を再考するべきで、だからこそキャピタルフライト(資産移転)による資産保全を検討しなければならないはずだ
香港金融ツアー!?香港は個人で行けばよい!
日本円リスクを感じ、海外に資産を移す事により資産保全を行う事は良い戦略だと思う。
今は日本にいながら契約できる米ドルなどの外貨建て保険商品があるので、海外に行かずとも、日本にいながらキャピタルフライトや資産保全が完結できる。
保険料の支払いも銀行送金やクレジットカードでの引き落としが可能なので、日本にいながら資産移転や資産保全が行える。
そして、利回り6~7%で複利運用されるような貯蓄型保険商品であれば資産価値が大きくなっていく。
また、契約者や被保険者を何度も変更できるので資産承継プランとしても優れた特性を持ったいたりする。
そもそも、日本国内にこれほどまでの利回りを持った資産運用商品は見当たらないし、相続や資産承継に適した特性を持ったプランもないはずだ。
日本リスクを感じているのであれば、日本国外で資産を守るべきであり、インフレヘッジを考えているのであれば、それなりの利回りの商品を契約しなければならないが、こうした海外の貯蓄型保険商品はどちらにも対応できるようになっている。

では、こうした商品を契約してしまえばそれで終わりで、金融目的で海外に行く必要が無いかと言えばそんな事はない。
それは何故なら、オフショア金融センターの銀行を持っていた方が良いからだ。
金融商品としての出口戦略として活用できるし、余裕資金があれば日本の銀行ではなくオフショア金融センターの銀行に置いていた方が安心安全だ。
お勧めできる海外の銀行は、日本から一番近い場所にあるオフショア金融センターの銀行であるHSBC香港と言えるだろう。
以前は金融商品・保険商品の契約や銀行口座開設を目的にした香港金融ツアーなるものが良く開催されていた。
2010年頃が活況だったと思う。
先ず、朝一でHSBC香港の銀行窓口に行き口座開設。
その後、保険会社を訪問して商品を契約すると言う流れだ。
今は保険商品の契約は日本にいながら可能なので、口座開設に絞って海外に行けば良い。
その為、どこかの誰かが企画するツアーに申し込む必要はない。
ツアーを活用する事を全否定はしないが、誰かと行かなければ行動できないようでは資産は守れないと思う。
そもそも、その昔に日本人が金融ツアーで大挙してHSBCに行った事から、HSBCでは日本人を毛嫌いしている傾向もあった。
だが、今では世界的にマネーロンダリング対策が厳しくなっており、海外の人が銀行を開設するのはとても難しい状況になっている。
英語力が堪能な人がフラッと銀行の窓口に行き、それなりの口座開設理由を説明しても、行員に拒否される可能性が著しく高い。
著しく高いと言うか、現地の永住権を持ってい就労ビザなどを所有していなければ、ほぼ門前払いされるような状況だ。
現地にも何の関係もない人が、海外の銀行を何故必要なんだと思われてしまうのだろう。
だが、こうした状況だからこそ、海外の銀行口座の価値は高まる。
資産を守る為には国境を越えた対策が必要となってくるからだ。
では、HSBC香港の口座開設をしたいと思ったのであれば、どうすれば良いのだろうか?
海外オフショア籍の保険商品や金融商品を既に契約しているのであれば、その正規代理店(IFA)に相談してみればHSBCなどの口座開設のサポートをしてもらえるはずだ。
口座開設サポートは無料ではなく有料となるが、自分自身の力で口座開設するのは至難の業となっているので仕方ない。
その為、お金を払ってでもお願いした方が良いと言える。
(と言うか、お金を払って伝手を使わないと口座開設はほぼ不可能な状況である。)
保険の契約などをしておらず、何の伝手もない人は香港の口座開設などに精通した業者に問い合わせてみれば良い。
どちらにしてもツアーだけに限らず、自分自身で判断して行動する事が重要だ。
⇒ ご質問やご相談、香港口座開設サポート会社の紹介依頼などはこちらから。
香港の銀行口座開設状況の現状は?
余裕資金があり、日本円リスクを感じている人は海外に銀行を所有していた方が良いのだが、一番お勧めと言えるのはHSBC香港である。
だが、HSBC香港は新規の口座開設が年々難しくなっていて、個人で窓口に行っても太刀打ちできないような状況になっているので、現地の情報に精通したIFAや有料のサポート業者に依頼をするしかない状況になっている。
こうした状況は他行でも似たような状況になっている。
オフショア金融センターである香港では、ひと昔前ではHSBC香港に加え、シティバンクやスタンダードチャータード銀行の口座を開設する人も多かった。
シティバンクでは2017年から香港非居住者の一般口座保持者に対して毎月400香港ドルの口座維持手数料を徴収している。
毎月400香港ドルは高過ぎる。
口座残高が1,500,000香港ドル以上のCiti Goldや8,000,000香港ドル以上のCitigold Private Clientは対象外だが、富裕層ではない非居住者の締め出しと言えなくもない。
スタンダードチャータード銀行は2024年頃から口座開設がとても難しくなった。
口座開設の予約をしなければならないのだが、その予約が1週間程度の期間が設けられ、直前になって具体的な日時を指定されるようだ。
これでは現地の人しか対応できない。
シティバンクもスタンダードチャータード銀行も間接的に海外居住者の新規口座開設を呈しているようなものだ。
HSBC香港は何とか伝手があれば口座開設できる状態であるが、いつシティバンクやスタンダードチャータード銀行と同じような状況になるかは分からない。
海外銀行の口座開設を考えている人は行動を急ぐべきであるはずだ。
これからHSBC香港の口座を開設する人は、こうした状況を踏まえて口座開設するはずなので、口座が開設できればとても大切に扱っていくと思う。
だが、逆にひと昔前に簡単に口座開設ができてしまった人はあまり口座を大事にしない傾向にあるようだ。
銀行によりけりだが、12ヶ月や24ヶ月以上、口座を何もせずに放置していると口座が休眠や凍結となってしまう。
休眠や凍結の状況によって解除方法は異なってくるが、現地に行かないと解除できない事もあるので、くれぐれも口座が休眠・凍結とならないように注意してもらいたい。
ではどうすれば良いかと言えば、口座内両替でも問題ないので、資金を動かしておけば良い。
米ドルと香港ドルはペッグ制となっていて、レートはそれほど変動しないので、米ドルと香港ドルを口座内で両替しておけば問題ない。
とても長い文章で海外銀行、オフショア金融センターである香港の口座開設状況をお伝えしてきたので、既に口座をお持ちの方がここまで読んでくれているか分からないが、海外の銀行口座はお宝口座となるので、口座が凍結や休眠とならないように維持管理に努めてもらいたい。
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