バブルの頃の日本の生命保険は商品・利回りが変更されている!?

生命保険

先日、日本のとある生命保険会社の営業マンとお話させていただく機会があった。

日本の生命保険、本当におススメできないなと思った。

リテラシーのない日本人は狙われる!!

その営業マンとはお互いの情報交換として会話をしていた。

特に、日本の生命保険の評価をするつもりもなく、これから少子高齢化で大変ですよねといった感じのトーク。

生産年齢人口が減少して新規顧客が減少する一方で、今後は償還が増えていくので、純粋に経営が厳しいなと思ったのだ。

バブルの頃に高利回りで設定された商品がどんどん償還されると思うと、会社としての収支バランスが合わずに気の毒にさえ感じてしまう。

しかし、高利回りで契約した商品、今もその利回りが継続されているわけではないそうだ。

契約者に、「商品がマイナーチェンジになりました。」と言い新たに利回りが変更された契約書にサインをさせたらしい。

生命保険会社からしたら説明責任を果たしているのだろうが、こんな商品を契約したいとは思わない。

商品の内容をしっかりと把握しない、数字をしっかり見ない日本人だからこそ成り立つシステムだろうか?

元々、日本の生命保険は元本保証でもなく、物価変動により資産価値が変われば元本割れが生じる商品。

例えば1,000万円の死亡保障がある生命保険でも、物価が上がり1,000万円の価値が下がれば実質的には元本割れを起こしてしまう。

もちろんその逆もあり、価値が上がるケースもある。

バブルの頃の高利回りで契約した商品は、その後のデフレによって本来なら価値が上がり償還を迎えるべきで、優良な商品と言えた。

しかし、そうは問屋が卸さないのが日本の生命保険らしい。

日本の生命保険、本当におススメできない。

契約変更で新たにサインを求められたら要注意!!と言っても、既に終わってしまっている話であろう・・・

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