日本国内で外資系の生命保険に入って、海外の商品だから素晴らしい!と思っている人がいたりする。
しかし、それらは日本製になった金融商品なので素晴らしい事でも何でもない!
外資系生命保険会社が日本で提供する金融商品は日本版!
そもそも”外資系”とはどういう意味だろうか?
Wikipdeiaさんに聞いてみた!
外資系企業(がいしけいきぎょう)とは、外国法人又は外国人が一定程度以上の出資をする日本の企業(通常は株式会社だが合同会社も増えている)をいう。
はっきりと「日本の企業」と書かれている。
資本の出所の問題だけであり、あくまで日本の企業。
日本で金融商品を販売するとなれば金融庁への登録が必要となるので、それなりのコストがかかり、海外で売られているのと同じ商品のまま展開できる訳ではない。
日本では多額な広告宣伝費も必要となるので、その分、お客へのリターンは減るのである。
海外で直接的に売られている金融商品がどれだけ良いものであっても、日本市場に入るとレベルが下がってしまうのだ。
だからこそ、海外オフショア投資はメリットがあり、日本国内ではなく直接契約をしなくてはならないのである。
試しに、外資系生命保険に営業マンに現地企業版での見積もりを依頼してみればいいのだが、それはできないと断られることだろう。
この話、例えば外貨預金でも同じ話である。
日本の銀行で外貨取引を行っていたら、利息が付いた時には20.315%の税金が差引かれる。
海外の銀行で外貨を直接的に持っていればこのような事はない。
そもそも外貨預金と言いつつ、日本国内の銀行では最終的に日本円に戻さなければならないのでリスク分散にもなっていない。
外貨預金をしようとも、日本の銀行を使っている時点でリスク分散にはなっていないのである。
リスク分散を考えている時点で先ずは一歩行動を起こしていると言えるのかもしれないが、日本国内で行っていては意味がない。
リスク分散するそもそもの理由を考えてみれば、日本に住む日本人が日本国内の金融商品にお世話になっていては何も解決できないのである。
インターネットやLCCの普及などで海外に行くこともとても容易になった。
自分自身が日本を離れる事は仕事や家族の関係上難しくても、マネーフライトと言う形で資産だけ居場所を変える事もできる。
便利な時代になったが、その便利な方法を使わない理由はない!
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