先日、とある駅前でかわいらしい女の子が路上ライブをしていた。
歌声も心に響いたので、思わずスマホで動画撮影を試みたのだが・・・
情報の取扱いは自分だけではどうにもならない時代に。
私がスマホで動画を取り始めてから数十秒後、突然に演奏が止まった。
何事かと思ったが、スマホ越しに目が合って、
「動画は止めて下さいね。」と一言。
プライバシーの侵害が気になったのか?それとも著作権が気になったのか?
でも公共の面々の前で演奏していて、それって気にすることか?と思ってしまう。
彼女がどういう立ち位置で演奏しているのかはわからない。
メジャーになりたいと思っているから、今の段階からプライバシーや著作権を気にするのか?
仮にメジャーになりたいのであれば、SNSなどで拡散してもらうのも有効的だと思うのだが・・・
それとも趣味範囲で演奏しているから、知られてはいけない人がいるのか?
誰かにバレるのが問題で有れば、そもそも路上ライブは向いていないと思うのだが・・・
そもそも私は堂々と撮影していたが、こっそり撮られている可能性も否定できない。
最近は個人情報の流出が問題となっている。
企業は個人情報をしっかり守れよ!と思う反面、現代社会では自分の個人情報など守ろうにも守れないのではないかと思っている部分も大きい。
裏では私の個人情報は売買されているだろうし、お金を払えば個人情報の転売業者でなくても弁護士や探偵で把握できる。
裏で何が起こっているかわからないが、それを把握しようとしても仕方ない。
「情報リテラシー」という言葉、カッコよく使われるか、情報を如何に把握し如何にコントロールするか?
この「把握」に関しては、情報技術の把握も含まれると思う。
もちろん、積極的に自分の個人情報を拡散する必要などないが、ある程度知られていると考えた方が正解だ。
必死に自分の個人情報を隠そう隠そうと努力しても不可抗力の部分もあり、それがストレスになったりもする。
意外と気楽に考える事も重要だと思う。
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