令和5年10月1日からステルスマーケティングが景品表示法違反となった。
⇒ 令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことが法令違反となる。
そもそも、景品表示法はうそや大げさな表示など消費者をだますような表示を規制し、消費者がより良い商品・サービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守る為にある法律だそうだ。
オフショア投資のコンテンツを見ていると消費者をだますような例が多くみられる気がする。
他社を陥れて自社に持ってくるマーケティング手法に騙されるな!
古くからオフショア投資のコンテンツを見ていると、ある一定の法則がある事に気付く。
それは他社叩きである。
自分に関与していない人や商品を悪く言い、自分のところに誘引するマーケティング法と言えるだろう。
これも一つのステルスマーケティングと言えなくもない。
2010年頃には悪徳業者論があった。
自分以外の紹介者・仲介会社を悪徳業者とし、自分・自社に誘導する流れである。
本当に悪徳業者であった例も多いが、こうしたマーケティング法の結果として、日本市場を問題視して日本市場から離れていったオフショア籍の保険会社(プロバイダー)もある。
その後は保険会社(プロバイダー)叩きが起こった。
主にターゲットにされたのは積立投資商品であるが、やはりオフショア投資全体が良くないものと見られているような気がする。
積立投資商品は毎月コツコツと海外に資産を移せるスキームとして、活用価値はもちろんある。
そして、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店叩きも起こっている。
これも同じように自分が関与しているIFAだけを良く見せる手法である。
冷静にインターネットのコンテンツを分析すると分かるが、とあるIFAだけがよく書かれているサイト・ブログが多い。
つまりは、そのIFAに関与する人たちが他社を叩きながら自社を良く見せている訳であるが、こうした手法を良しとしてやらせているIFAそのものに私は問題があると思っている。
そうしたIFAは、私としては逆にお勧めできないIFAとなってくる。
他社を叩いて自社に誘導する背景として、人間はポジティブな感情よりもネガティブな感情に引き込まれやすいからだと思う。
何かを契約する時に血眼になって悪い部分が無いかを探し出そうとする人もいるが、そんな事をしている人は契約後も不安が募るばかりでいい結果は得られないだろう。
また、日本市場としても良くない傾向と言える。
市場を発展させるには全体が成長していく必要があると思うが、オフショア投資の日本市場は足の引っ張り合いばかりでマイナスと感じる。
それ故にファイナンシャルリテラシーが低い市場とオフショア金融センターからは判断され、保険会社も日本市場から撤退してしまう。
その結果として最終的に契約できるのは、国内生保の低利回り保険商品だけとなってくる可能性がある。
自分の首を自分で締めているようなものだ。
日本語のオフショア投資の情報のほとんどがステルスマーケティングと言えるだろう。
ただし、なぜか景品表示法の規制対象となるのは、商品・サービスを供給する事業者(広告主)となるそうだ。
企業から広告・宣伝の依頼を受けたインフルエンサー等の第三者は規制の対象とはならない。
ブログ主も対象とはならないのだろうが、それを管理している事業者に非があると考えているとすれば、オフショア投資の場合はやはりIFAが管理するべき問題と言えるはずだ。
私のブログも含めて冷静に情報を判断する必要がある。
一番良いのは英語サイトを直接見る事である。
それが難しいのであれば、日本人スタッフがいて日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFA(正規代理店)に片っ端から連絡していき、直接情報を得るべきだ。
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