2020年になくなる仕事?労働集約的な仕事は減少するのが世の常

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FacebookなどのSNSを中心に、「2020年にはなくなる仕事」がシェアされている。

その内容に、衝撃的すぎるとコメントしている人もいるが、普通に考えれば納得だと思うのだが。。。

労働集約的な仕事の単価を如何に下げるかがホワイトカラーの仕事の1つ。

2020年になくなる仕事を予想して掲載したのは「現代ビジネス」。

参議院議員とか専業主婦とか、それを入れるか!?という仕事もあるが、その多くは労働集約的業務がリスクアップされている。

世の中にはホワイトカラー、ブルーカラーと仕事を分ける人がいるが、ホワイトカラーは裁量労働的、ブルーカラーは労働集約的な仕事である。

ホワイトカラー=裁量労働の最たるものが経営者だ。

経営者(裁量労働)は自分の身を切り売りして対価を得ているのではなく、あくまで成果に対してのお金を得る仕事。

対して労働集約的な仕事とは、自分の労働力を時間の対価として収入を得ると層別できる。

こうやって層別すると日本のサラリーマンは全員ブルーカラーと呼べなくもない。

ホワイトカラー<裁量労働<経営者の人は仕事を作って、お金を生み出さなければならない。

そうして構築されたビジネスに対して人を雇用し、収益を得る。

雇用される人は大抵の場合、時間給・月給・年棒制(+αボーナス)であり時間を切り売りしている。

ここで経営者は利益を増大させるためにコスト削減を図るが、人件費だって同じこと。

労働集約的な仕事は如何に効率的にできるかのコスト計算がされており、技術の進化によって機械化も進む。

今から2020年になくなる仕事に対して衝撃と言っている人の方が、私からすれば衝撃だ。

今から10年、20年前にあった仕事で今は無くなってしまった仕事だっていくつもあることを考えれば、それは世の常である。

自分が労働集約的な仕事をしているのであれば、それがいつ機械に変わってしまうか、その可能性も考えながら生きていかないと将来はない。

多くの日本人が労働集約的な仕事から脱却しなければ、日本の将来もないはずだ。

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