世の中、動画全盛時代。
個人や企業でメディアを持つことができる。
財務省でもYoutubeチャンネルを持っていたので覗いてみた。
日本の経済状況をシレッとYoutubeで解説している財務省
財務省のYoutubeページなので、国債の販促的動画もある。
1番視聴されているのは、「個人向け国債 2014年Web動画」で36,258回(今日現在)。
ただし、特に見る必要はない。
しかし、見ておいた方が良い、勉強になる動画もあるので紹介したい。
【日本の財政を家計に例えると、借金はいくら?】
国の財政状況を家計に例えて紹介。
身近な数字になっているのでわかりやすいと思うが、40万円の収入しかない家庭の必要経費が79万円もあり、39万円を借金している状況。
そしてその借金残高は7,631万円。
この借金は国債を意味するが、誰がこんな家計に金を貸したいと思うだろう。
それも超低金利なのに。
そして金利は簡単に上昇させることはできない。
【もし金利が上昇したら?】
金利が上昇したら「公債利払費」が増加するので、借金返済が更に苦しくなる。
現在の債務残高はおよそ1,000億円なので、1%の金利上昇で10億円も利払費が増えることになる。
だから簡単に金利上昇させないように銀行などの金融機関に低金利で国債を卸している。
例えば銀行は国債の金利以下で預金の設定をすれば利益は取れる。
【2025年、高齢者1人を現役何人で支える?】
将来の人口予測。
人口減少や少子高齢化は良く知られたところであるが、これで日本の経済が上向くとは思えない。
今日紹介した動画の視聴数は各々1,000程度。
国債の視聴数と比較するととても少ない。
あまり国民に知らしめたくないデータなのかもしれない。
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