海外を利用したポンジスキーム(自転車操業)ビジネスが無くならないのは何も考えていない詐欺話の紹介者・運び屋の存在も大きい!

投資詐欺

海外を利用した投資詐欺話は後を絶たない。

おそらく、今後も手を変え品を変え、色々な案件が出てくる事だろう。

こうした話は日本にいる紹介者によって被害者が拡大していく。

日本にいる投資詐欺の紹介者(営業マン)は投資の内容などに興味なし!

たまたま、数年前に知り合った若い男性がマレーシアを拠点にしたポンジスキームの紹介者として活動をしていた。

今は足を洗っているようだが、1年ほど前に初めて、1年も持たずに活動を止めたらしい。

こうした話、多くは2~3年で無くなるが、そこまでも持たなかったようだ。

私にはその案件の詳細を全く教えてくれなかったのだが、私に教えても客にならない、もしくは、色々と知ってそうだからヤバイと感じたのだろうか?

だが、案件の詳細を聞かずとも、空気感からポンジスキームだと思ってはいた。

周りの人たちから話の詳細を聞くと、マレーシアに株の師匠がいて、その師匠の技を身に付けられる株スクールの権利を購入できる。

その権利は他人にも販売でき、販売金額の半分が自分の懐に入ってくるという話のようだ。

実体のないポンジスキーム。

彼がどこで危険を感じてそのビジネスから身を引いたのかは分からないが、既にインターネットに名前が挙げられており、面倒な事に巻き込まれるのではないかと思い、やや距離を置いて見守っている。

投資は実体のない事が多いが、実態がないからこそ、海外なら海外で、その国や地域で登録されている正規販売代理店から正規の商品を購入する事が必要となる。

こんな真っ当な判断方法は、日本で紹介者としてポンジスキームを売る人間が知っていたり興味がある話ではない。

彼らが興味あるのはお金だけ。

私が知っている彼もこのマレーシア案件で懲りたかなと思いきや、また違う投資案件の紹介ビジネスに興味を持っているらしい。

その理由は実入りが多いからだそうだ。

海外にいる投資詐欺の首謀者は、こうした何も考えていない人間を使うのが上手い。

そして、何故かこうした紹介者から話を振られる投資案件(実際にはポンジスキーム)に興味を持ってしまう人がいるようだが、ここが一番の謎である。

何故そうした商品に興味を持たせる事ができるのか?

心理的にお金を出させるトークができるのか?それともリテラシーが低い人を探し出す嗅覚があるのか?

毎度毎度思う事だが、そうしたテクニックを他で利用すれば、それなりに稼げる人になると思うのだが、そうしたところには機転が利かない。

海外投資詐欺案件は、海外に居住している首謀者が手を変え品を変え話を作るので無くなる事はないが、日本にいる紹介者、言ってみれば投資詐欺案件の話の運び屋も手を変え品を変えそうした話に加担しているのも、こうした話が無くならない理由の一つ。

そして、残念ながら騙されてしまう人がいるから成り立つという話でもある。

騙されたくないと思うのであれば、先ほども書いた通りで、その国や地域で登録されている会社・商品であるかの確認をするようにしてもらいたい。

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