超低金利な状況が続き、日本円の将来価値から考えても投資するのに適した環境とは言えない国、日本。
そうした人が目を付けて資産運用を行っているのが、海外の「オフショア投資商品」である。
だが、オフショア投資が上手く行っていると思ったものの、失敗してしまう例がある。
失敗例は大きく2つに層別される。
オフショア投資ではなく詐欺案件であるポンジスキームに投資してしまっている失敗例!
オフショア投資商品だと思い契約したものの、実はオフショア投資とは全く関係のない商品だったりする事がある。
投資商品ではなく、詐欺的商品に手を出してしまっていたというケース。
FXだったりアービトラージだったり。
海外を舞台にした詐欺案件は少なくない。
最近ではプライベートバンクに投資できるとそそのかされる事もあるようだが、プライベートバンクが小口で数百万円から受け入れてくれるはずはないので要注意。
こうした案件、実際には運用が行われていないポンジスキーム(自転車操業)である事がほとんどで、最初は威勢の良い事を言っていたのに、気付けば破産している事が多い。
紹介者・契約者を集める事がメインで、ある程度の資金が集まったら破綻・解散させる。
破綻と書いたが、この破綻は当初から計画されているのだろうと予想できる。
倒産ではなく逃亡と言った方が正解だろう。
海外にいる首謀者は詐欺により集めた多額のお金を海外に隠して逃げてしまう。
日本にいる紹介者などが契約者から訴えられたりする事もあるが、こうした紹介者はお金を持っておらず、出資したお金を取り戻す事はほぼ不可能だ。
海外にいる首謀者はお金を持っているが、日本にいる紹介者はトカゲの尻尾切りのように断絶するので、残念ながら海外に流れてしまったお金を取り戻すことは困難である。
紹介者と連絡が取れなくなって右往左往してしまう失敗例!
海外オフショア籍の投資商品はIndependent Financial Adviser(IFA)と呼ばれる正規代理店を介して契約し、そのIFAから直接アフターサポートを受ける事になる。
海外の金融商品を契約するので、日本人に対するサポートがしっかりとしている正規代理店(IFA)を選択する事が重要なポイントとなってくる。
ところが、こうした心の隙を突き、正規代理店とクライアントの間に入って「契約からアフターサポートまでをお世話しますよ!」と言ってくる紹介者・代理人・仲介会社なるポジションを作る人物や会社がいたりする。
こうした紹介者・代理人・仲介会社は契約時だけは丁寧に対応するものの、契約後は何もしてくれないケースがとても多い。
そして、気付けば連絡が取れず、残されたクライアントはアフターサポートを受けられずに右往左往してしまう「投資難民」となってしまう。
紹介者・代理人・仲介会社は正規代理店(IFA)がどこかを教えてくれない事も多いのだ。
いくら良い商品であっても、契約方法を間違えてしまっては失敗する事になってしまう。
間に無駄に人や会社を挟むと不要なコストが発生したり、商品概要が正しく理解できなかったり、責任の所在が曖昧になったりとデメリットが増えるばかりである。
海外の金融商品を契約する事は何ら問題ないのだが、日本の金融庁に登録されていない商品の勧誘・営業などは金融商品取引法で禁止されている。
つまりは、正規代理店とクライアントの間に入って活動する紹介者・代理人・仲介会社は違法行為をしている事になる。
海外の金融商品を契約したければ、海外にある正規代理店(IFA)に直接連絡しなくてはならない。
自らの責務を放棄し、クライアントと直接向き合わないIFAを選定すべきではない。
また、詐欺ではない商品を契約しても、後悔してしまう人もいたりする。
それは何故かと言えば、紹介者・代理人・仲介会社はとある商品だけしか知らず、その商品を無理やり契約させる傾向にあるからだ。
多くの商品プランがあるオフショア投資だが、契約後に「あの商品の方が良かった…」と考えてしまう人もいたりする。
こうした事態を防ぐ為にも、正規代理店に直接連絡をして、自分自身に合致した商品を案内してもらう事が重要だ。
オフショア投資で失敗しない為の鉄則とは?
ここで上げた失敗例、共通点として、どんな人と接しているかが挙げられる。
優しく近寄ってきたり、勉強会やセミナーなどを開催している紹介者・代理人・仲介会社などの存在には注意が必要だ。
オフショア投資で失敗しない為には、香港などにある正規代理店(IFA)と直接契約する事が最重要ポイントとなる。
どこかの誰かからオフショア投資の話を聞いたとしても、そうした人や会社経由で契約をしてはならない。
正規代理店であれば、詐欺商品を販売する事はできないし、契約者に合致した商品を案内してくれる。
詐欺的な商品を販売したら、正規代理店としての資格を剥奪されてしまうし、契約者に合致しない商品を販売していたら評判が落ちてしまう。
また、日本人スタッフがいて直接サポートしてくれる正規代理店であれば、契約途中で連絡が取れなくなるという事態も回避できる。
日本にはない優れた投資商品があるオフショア投資の世界、失敗せずに成功させるかどうかは正規代理店の選定が全てといっても過言ではない。
日本人がスタッフがいて、日本人顧客の受入れやサポート実績が豊富な正規代理店(IFA)を選定すれば、オフショア投資での失敗を回避できる。
⇒ ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。
コメント