海外オフショア籍の金融商品や保険商品、満期時の受け取りは銀行に送金してもらうか、小切手を発行してもらう形となる。
事後サポートまでをしっかりと行ってくれる正規代理店=IFA(Independent Financial Advisor)を選んで中途解約時や満期時までサポートしてもらえば、受け取りの時に慌てる事はない。
オフショア投資は満期時など先々の事までサポートしてくれるIFAで直接契約すべし!
オフショア投資商品は日本にない優れた利回りや特性を持ったものが多い。
その為、その事ばかりに気を取られて入り口や利回りばかりに気を向ける人が多いが、当然ながら出口まで考えておかなくてはならない。
契約途中で解約したり、満期時に受け取る時は銀行振込や小切手を発行してもらう形となる。
銀行振込は世界中の銀行が対象だが、SWIFTコードが付いていない銀行は対象外となる。
日本の銀行にも送金可能だが、日本の銀行に送金するのはとても面倒である。
日本の銀行は、海外からの送金を素直に受け取ってくれない事が多い。
契約書を出せだの何だのと言ってきて、スムーズに事が運ばないのである。
また、ご丁寧に国税に報告してくれるので、後々面倒な事になる。
そもそも、一旦日本から海外に出した資産をわざわざ日本に戻さない方が良い。
生活費用が直ぐにどうしても必要であるならば仕方ないが、そうでなければ日本に着金させない方が良いだろう。
日本は人口減少・少子高齢化と言う大きな問題を抱えていて、経済が上向くとは思えない。
コロナ禍後半から円安方向に鍵を切っているが、それこそが日本円のパワーダウンを顕著に表している。
日本円のリスクは高まっているので、わざわざリスクが高い日本に資産を戻さない方がよいのだ。
満期時での強制解約だったとしても、先ずは海外の銀行に着金させる事を考えた方が良いだろう。
海外の銀行でお勧めはどこかと言えば、HSBC香港になる。
いわゆるオフショア金融センターと呼ばれる場所にあるオフショアバンクだ。
インターネットバンキングやスマホアプリを使う必要があり、英語サイトとなるが、日本人でも扱いやすい。
ただし、HSBC香港は年々香港居住者以外の新規口座開設の門戸を狭めている。
海外銀行の開設に興味がある方は、早めに対応を急いだ方が良いだろう。
とは言え、英語がどれだけ堪能で必要書類をきちんと揃えて窓口に行ったとしても門前払いされてしまう可能性が高い。
現地情報に精通した有料(優良)業者を活用しなければ、海外の銀行口座開設は難しい時代となっている。
もちろん、お金を払ってでも海外の銀行口座を開設する価値はある。
話が海外銀行の口座開設の方へと逸れてしまったが、契約時だけでなく満期・解約までがオフショア投資の実行期間である。
その間、契約時だけでなく事後サポートまでをしっかりと行ってくれる正規代理店IFAと契約しておかないと後々面倒な事になる。
中には正規代理店としての責務を丸投げして、紹介者・仲介会社と呼ばれる人たちに業務をお願いしているケースもあったりする。
そうした紹介者・仲介会社は如何に契約させてやろうかと言う事しか考えていない傾向にある。
根本的に商品知識が浅く狭いので、正しく商品概要を説明できない事が多いのだが、何とか契約させてやろうと話を盛った営業トークをしてくる事があったりする。
また、商品知識の幅が狭いので、自分自身に合致してない商品を契約させてくる事もある。
事後サポートも同様で、杜撰な対応をされる事もある。
例えば、小切手は日本人に馴染みのないものであるが、小切手の取り扱いも知らないような紹介者や仲介会社もあり、それではホントの金融マンとは言えない。
小切手は一例だが、商品理解にしてもそうだが、こうした紹介者・仲介会社が本当にオフショア、香港の事を精通しているとは感じる事はない。
そして、とても酷いケースなのだが、かなりの確率で起こり得るのが、どこかのタイミングで紹介者や仲介会社と連絡が取れなくなってしまう事である。
契約だけ取れればそれで良しと考えている紹介者や仲介会社が多く、そうした考えの人たちが十何年か先にやってくる満期時や解約時にサポートしてくれるのは稀である。
個人として知識なくサポートを行っている(仲介会社として法人名義であっても実質的にその人しかない)ような場合、十年後、二十年後に存在しているかどうかも分からないので、リスクが大きいのである。
オフショア投資は正規代理店=IFAが契約からアフターサポートまでを請け負う事になっているので、意味不明に間に入ってこようとする紹介者や仲介会社に近付いてはならない。
当然ながら、契約に直接関係しない紹介者や仲介会社に個人情報を提供すべきでもない。
オフショア投資の成否のカギは正規代理店=IFAの選定だと言う人が多い。
自社の責務を丸投げして、クライアントと直接向き合わない正規代理店などは選ぶべきではない。
正規代理店=IFAの組織として、しっかりとクライアント向き合って事後サポートをしてくれるIFAと直接契約する事が重要となってくる。
オフショア投資は海外の金融商品になるので、その正規代理店=IFAは日本には存在しないのだが、日本人スタッフがいる海外の正規代理店も存在する。
そうした正規代理店で、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところを選んでおけば満期まで安心して契約できるはずだ。
もし、今契約している正規代理店のサポートが杜撰と感じたり、直接連絡が取れないと感じるのであれば、正規代理店の移管(変更)を検討すべきである。
正規代理店の移管は今契約している正規代理店に連絡する必要は無く、これから契約したい正規代理店を探してきてそこに連絡すれば、その正規代理店が移管手続きを進めてくれるので、対応の悪い正規代理店に連絡するストレスを感じなくて良い。
☆ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。
オフショア投資の正規代理店(IFA)のサポートには戦略アドバイザーとしての役割も含まれる!
オフショア投資で重要な事はポイントは正規代理店(IFA)で、サポート力がある正規代理店を選ばなければならない。
サポート力がある正規代理店であれば、満期などの解約時に問題なく対応してもらえる。
サポート力とは何かと言えば、こうした事務手続きだけだと思っているかもしれないが、それは大前提の話である。
一般的な正規代理店であれば、問題なく対応してくれるだろう。
(紹介者や仲介会社に丸投げしている正規代理店の対応力は不明。)
事務手続きは最低限必要なサポートであり、オフショア投資を活用して資産保全・資産価値向上をしたいのであれば、その戦略を練ってくれる正規代理店を選定すべきである。
契約時はもちろんだが、満期になった後にどのように解約金を活用するかの戦略を立ててくれる正規代理店が望ましい。
単純に解約となったので、日本の銀行に着金させますでは、その後の資産価値が目減りしていく可能性がある。
満期が一つのゴールではあるが、リスタートとも言える。
なので、満期時に戦略を練ってくれる正規代理店の存在はとても大きい。
サポートと言うよりアドバイザーとしての能力になるかもしれないが、正規代理店はIFAとも呼ばれ、そのAはAdvisorの略となるので、その点も踏まえた正規代理店の選定をしていかなければならないのだ。
☆ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。
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