オフショア投資商品や保険商品を知るきっかけとして、紹介者からの説明やセミナー・勉強会への招待というケースが少なくない。
そうした紹介者、法律や金融に詳しくないケースがほとんどだ。
オフショア投資や保険商品の紹介者が良い人というだけで契約してはいけない!
日本の金融庁に登録されていない投資商品や保険商品の販売・登録・勧誘は金融商品取引法で禁止されている。
海外の投資商品や保険商品を購入する事は認められていて、購入者が罰則を受ける訳ではないが、こうした紹介者は罰則を受ける可能性がある。
それでも紹介するという事は、法律を理解していないからと言える。
そもそも、そうした人たちが金融知識を持っているとは思えない。
また、罰則を受けたならば当然なのだが、そうでなかったとしても契約の最後まで面倒をみてくれる紹介者はほとんどいない。
サポートをする理由がその人にはないからだ。
多くの紹介者が2~3年で連絡が取れなくなってしまうのが現状である。
こうした背景もあり、オフショア投資商品に興味があるならば、間に紹介者を介す事無く直接香港やシンガポールにある正規代理店に話を聞くべきだとこのブログでは何度も説明している。
正規代理店はIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれていたりする。
しかしながら、こうした説明をしても「私の紹介者さんは良い人だから。」と返答をしてくる人がいる。
オフショア投資に限らず、営業する人はお客さんに対しては良い人を演じると思わないのだろうか?
良い営業マンは表面的に良い人を演じる事ができる。
そもそも、良い人の定義とは何だろうか?
◆人当たりが良い人?
◆優しい人?
◆親身になって考えてくれる人?
金融の場合は、こうした表面的な事よりも、金融知識や法律に詳しい人が良い人であるべきだ。
そうでなければ、契約終了までの面倒は見れないからだ。
また、個人ではなく法人(会社)として良い人(会社)かどうかを判断しなくてはならない。
個人でお世話になると、病気などでサポートを続けられなく可能性も生じてしまう。
そう考えれば、オフショア投資を成功させるには正規代理店の選定が大事だと見えてくるはずだ。
オフショア投資商品・保険商品の正規代理店だが、日本の金融庁に登録されていないので、日本の会社や個人が正規代理店とは成り得ない。
オフショア投資商品や保険商品を契約したければ、海外にある正規代理店に直接連絡を取る必要がある。
正規代理店の確認方法として、例えば日本から一番近いオフショア金融センターである香港であれば、日本の金融庁にあたる”Securities & Futures Commission of Hong Kong”(通称SFC)や、保険業を管理監督する香港保険業監管局=”Hong Kong Insurance Authority”(通称HKIA)に登録されている事をチェックしなくてはならない。
☆香港金融庁 ⇒ Securities & Futures Commission of Hong Kong
☆香港保険業監管局 ⇒ Hong Kong Insurance Authority
海外の会社でも正規代理店のように振舞っている会社もあるので要注意。
日本には正規代理店が無く、海外の正規代理店に連絡しなくてはならないのだが、海外の正規代理店と言えど日本人スタッフがいるところもある。
日本人スタッフがいる正規代理店で日本居住の日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところを選んでおけば間違いないだろう。
契約やサポートを紹介者に丸投げにせず、自社で責任持って契約からサポートまでを完結してくれる正規代理店であれば契約終了まで安心できるはずだ。
紹介者が良い人である事は全く重要でなく、契約からサポートまでを直接向き合って対応してくれる正規代理店が良い会社と言えるだろう。
⇒ ご質問やご相談、正規代理店=IFAの選定でお悩みの方はこちらから。
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